今回ご紹介するのは
京都市伏見区にある乃木神社(のぎじんじゃ)の名水
勝水(かちみず)です!
伏見は、かつて伏水(ふしみず)と書き
良質な伏流水(地下水)が豊富にある事から
昔からお酒の醸造が盛んな地域として
知られていたんですよ~
そんな伏見にある乃木神社には
創建当時から勝水と名付けられた
名水が湧き出ていたといわれているんですね
かつては、お参りした後
勝水を家に持ち帰って神棚にお供えし
武運長久と家族の健康を
祈願していたそうです
そんな由緒ある勝水なんですけれど
都市開発等の影響からか枯れてしまったそうです
それじゃぁ、もう飲めないの~?
と諦めてはダメですよ♪
実は近年、勝水を復活させたんですね!!
勝ま栗の祠
また、ただ復活させただけではなく
新しい手水鉢や『勝ま栗の祠』が
新しく建てられました
※祠の中には御神体として『勝栗像』が納められているそうです。
けれど、どうして栗の祠が
と思いますよね
これは後ほどご紹介する
乃木将軍こと乃木希典(のぎまれすけ)が
関係しているんですね~♪
ちなみに勝水という名前も
乃木神社にお祀りされている
乃木希典にちなんで名付けられました
ロシア側が降伏した後、ロシア軍と日本軍、お互いの健闘を称えあった水師営の会見において撮影された一枚。2段目、右から3番目が乃木将軍です。
乃木希典は
長府藩の藩士の息子として生まれ
高杉晋作(たかすぎしんさく)が率いた
奇兵隊(きへいたい)の一員として活躍し
西南戦争(せいなんせんそう)に参加
その後、日露戦争でその名を轟かせたという
軍人なんです
そんな乃木希典にあやかり
勝運に結びつくといわれているのが
こちらの名水というワケです
名水勝水
また、冒頭で触れた『勝ま栗の祠』は
乃木希典がげんかつぎに『栗』を
食べていた事から建てられたんですね
こちらは、乃木神社の栗絵馬です!
栗絵馬
こういった乃木神社のご利益である
勝運を授かろうと受験生からも人気なんですよ
と、いうわけで今回は乃木神社の
名水勝水をご紹介しました!
ご興味のある方は全てに勝ちまくり(栗)な
乃木神社のご利益に名水と共に
あやかってみてはいかがでしょうか
また、勝水は現在、伏見の名水といわれ
伏見のお酒造りに欠かせない名水を巡る
『伏見名水スタンプラリー』の
1ヶ所に数えられています
※全てのスタンプを集めると先着で記念品がもらえます。
そんな勝水のある
乃木神社の場所はコチラ↓