今回ご紹介するのは
京都市伏見区の月桂冠大倉記念館
(げっけいかんおおくらきねんかん)にある名水
さかみづです!
さかみづは
日本酒で知られる月桂冠(げっけいかん)発祥の地にある
月桂冠大倉記念館の地下約50メートル!から
湧き出している名水なんですね~
月桂冠大倉記念館
そしてそして
現在も隣接されている酒蔵で
お酒の仕込み水として
使われているんですよ!!
中庭に置かれていた酒樽
つまり月桂冠のお酒を飲まれている方は
知らず知らずの内に名水を味わっている・・・
というワケなんです
説明書き
実は、さかみづという名称も
お酒が関係しているんですけれど
わかりますか~?
『さか』・・・だからといって
酒水じゃないんですよ
答えは『栄え水』の事のようで
古くはお酒の異名でもあったそうです
ちなみに月桂冠大倉記念館のある伏見という地名は
もともと伏水(ふしみず)といって
良質な伏流水(地下水)が豊富にある事が由来といわれ
豊富な地下水のある場所という事もあり
お酒の醸造が盛んで酒所としても有名な地域ですよね
月桂冠についても簡単にご紹介しますと
江戸時代の1637年(寛永14年)に
笠置の里(現在の京都府相楽郡笠置町)から
伏見に出てきた
大倉治右衛門(おおくらじえもん)が
酒屋『笠置屋』として
創業をしたのが始まりといわれています
余談ですけれど最初の酒柄は
『玉の泉(たまのいずみ)』と命名したそうですよ。
その後、1905年(明治38年)に
勝利と栄光を意味する『月桂冠』という銘柄が誕生すると
徐々に月桂冠の名前が知られるようになり
1987年(昭和62年)に社名を
月桂冠株式会社に変更されたみたいです♪
杉玉
こちらは月桂冠大倉記念館に
吊るされていた杉玉(すぎたま)です。
杉玉は、酒林(さかばやし)とも呼ばれ
杉の穂先を集め球体にした物で
酒蔵や造り酒屋の軒先に吊るし
新酒が出来た事を知らせるものなんですね~
この井戸は1961年(昭和36年)に新たに掘り出したものだそうです。
そんな月桂冠発祥の地にある
さかみづを一口飲んでみると
とてもなめらかでまろやかな
お酒にあいそうな印象でしたよ
冷たくてとってもおいしかったです~
ちなみに月桂冠大倉記念館の
さかみづは実はもう1つあるんですね
それがコチラ!
さかみづは現在、伏見の名水といわれ
伏見のお酒造りに欠かせない名水を巡る
『伏見名水スタンプラリー』の
1ヶ所に数えられています♪
※全てのスタンプを集めると先着で記念品がもらえるそうです。
ご興味のある方は、これを機会に
伏見の名水を巡ってみてはいかがでしょうか
そんなさかみづのある
月桂冠大倉記念館の場所はコチラ↓