今回ご紹介するのは

1月18日に法住寺(ほうじゅうじ)で行われた


大根焚き(だいこだき)

大根焚き(だいこだき)です!


法住寺の大根焚きは

毎年、1月15日に近い日曜日に行われているもので

お不動さんに祈願を込めた
無病息災の大根焚きが振る舞われるんですよ~♪


大根焚きの看板

法住寺について簡単にご紹介しますと

法住寺は天台宗のお寺で

藤原為光(ふじわらのためみつ)が

夫人と娘の菩提を弔う為に

建てたのが始まりといわれています


法住寺

その後、焼失してしまうんですけれど

後白河上皇(ごしらかわじょうこう・後白河天皇 第77代)が院の御所として
法住寺殿(ほうじゅうじどの)を造営した際
お寺の跡地に不動堂や
千手観音堂を建てたんだそうです


ちなみに法住寺の西隣にあり

通し矢が行われる事で有名な三十三間堂

1164年(長寛2年)に平清盛(たいらのきよもり)が寄進したもので

実は法住寺殿の一部だったんです

通し矢について詳しくは、通し矢 2014(三十三間堂)の記事をご覧ください。


有名な1001体の千手観音が安置されたのも

この時だったんですね♪

そしてその1001体の千手観音像は全て
法住寺境内の後白河天皇法住寺陵の方を
向いているんですね~


そんな法住寺で行われる大根炊きは

午前9時から午後4時まで行われています♪


法住寺の大根焚き

法住寺の大根焚きは

大根だけでなく、お揚げもついているんですよ~


写真を見ていただくとわかると思うんですけれど

大根がとても巨大です


巨大な大根

お味の方は、こんなに大きくても

中まで、おダシが染みていて

とっても美味しかったです


ちなみにこの日は
午前10時と正午、そして午後14時に
不動堂で護摩法要が行われており
法要の後には
牛王寶印御加持(ごおうほういんおかじ)も
行われるんですよ


不動堂

実はこの牛王寶印御加持というのは

秘法による厄除けのお祓いの事なんです


もう皆さんの頭の中には

秘法

という文字が何回も繰り返されていて

写真!早く!!

となっていると思うんですけれど

残念ながら本堂の中は撮影が禁止でした


なので写真でご紹介は出来ませんけれど

中では1人1人の額に住職の方が

寶印を押してくれるんですよ。


そしてお加持の後には
牛王寶印と書かれた厄除けの
護符も頂く事が出来ました


また、当日は

両手・両足の裏が上を向いて座っている

大変珍しい後白河法皇木像も

ご開帳となっていますので

気になった方は来年是非足を運んでみて下さいね


※最も丁寧な礼拝方法の1つである五体投地(ごたいとうち)を表しているといわれています。


そんな大根焚きが行われた法住寺の場所はコチラ↓


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