今回ご紹介するのは・・・
歯痛平癒にご利益のある神社仏閣巡りです!
日ごろからよく虫歯になる方や
歯科関係者の方は必見ですよ~
お近くに行った際には
足を運んでみてはいかがでしょうか
では早速ご紹介していきます♪
・ぬりこべ地蔵
場所:京都市伏見区深草大門町
ぬりこべ地蔵はかつて
摂取院(せっしゅいん)に安置されていたようで
当時、土で塗り込められたお堂内にあった事から
ぬりこべ地蔵と呼ばれています
そして『塗り込め』という言葉が
『病気を封じ込める』という意味に転じ
病気平癒(中でも歯痛封じ)のご利益があると
言われるようになったんですね。
ちなみに毎年6月4日には歯供養が行われ
供養の後には、『歯ブラシ』が頂けるんですよ♪
※歯供養について詳しくは、歯供養 2012(ぬりこべ地蔵) の記事をご覧ください。
・歯形地蔵(はがたじぞう)
場所:京都市北区紫野十二坊町
昔、このお地蔵さんの近くに住んでいた
若い夫婦の逸話から
歯形地蔵と呼ばれるようになったと言われています。
夫は近所で評判の働き者で
妻は、そんな評判の良い夫なので
他の女性にとられるかもしれないと
毎日浮気の心配をしていたそうです。
そんなある日、夕方から雨が降ったので
妻が夫を心配して傘を持って迎えにいくと・・・
なんと前から夫が
美しい女性と相合傘で歩いてくるじゃありませんか
妻は逆上し、夫に噛み付こうとするんですけれど
夫を噛んだつもりが
お地蔵さんに噛み付いてしまったんですね
しかも噛み付いた歯が
今でもお地蔵さんの方には薄っすらと歯型がついてるそうです。
お地蔵さんの肩に食い込んで離れなくなったそうなんです。
その後、妻は通りかかったお坊さんの助けによって
無事、離れる事はできたんですけれど、死んでしまうんですね。
それからというもの
このお地蔵さんは歯形地蔵と呼ばれ
歯痛平癒の信仰が生まれたそうです。
・白山神社(はくさんじんじゃ)
場所:京都市中京区上白山町243
白山という名前は
石川県と岐阜県にまたがる
白山の神を祀っている事に由来しています。
そんな白山神社には歯痛のご利益があるんですよ
女性天皇である後桜町天皇(ごさくらまちてんのう・第117代天皇)が
歯痛に困っていた、そんなある日
女官のひとりが白山神社から
神箸(しんばし)と塩を持ち帰り
後桜町天皇に献上しました。
※塩で歯茎を揉むと、歯痛が和らぐ効果があるそうです。
そしてその塩で歯を揉むと見事に痛みが取れたそうなんですね。
この事から『歯痛を治すご利益がある』と言われ
参拝する人が増えたと言われているんですよ
・夜叉神堂(やしゃがみどう)(東寺)
場所:京都市南区九条町1番地
歯痛の神様(夜叉神)がお祀りされています。
東寺(教王護国寺)
その昔、修業をしていたお坊さんらが
歯痛の為に修行に集中出来ず困っていたところ
夜叉神堂で夜叉神にお願いをしたら
歯痛が治った!・・・という言い伝えから
歯痛の神様と呼ばれるようになったそうですよ
東寺には食べるお守りとして
『歯守護』が売られています!
というわけで今回は
歯痛平癒にご利益のある神社仏閣巡りを
ご紹介しました
詳しい場所はコチラ↓
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