今回ご紹介するのは・・・
美容にご利益のある神社仏閣巡りです
女性の方は必見っ。
もちろん男性の方も、大事な奥さんや彼女と一緒に
訪れてみてはいかがですか?
では早速、ご紹介したいと思いますっ。
・美御前社(うつくしごぜんしゃ)
京都府京都市東山区祇園町北側625
祇園からも比較的近い八坂神社の境内末社という事もあり
芸・舞妓さんも美人祈願に度々訪れると言われているのが
こちらの美御前社です!
祭神には『美の神』とも言われる
宗像三女神(むなかたさんじょしん)が祀られています
この女神達は
八坂神社の祭神で知られる素戔嗚尊(すさのおのみこと)が
身の潔白を証明する為に行った誓約(うけい・占いによる証明)によって
生まれたとされ『清浄・潔白』の象徴と言われています。
※この時の誓約について詳しくは美御前社の記事をご覧下さい。
・多岐理毘売命(たぎりびめのみこと)
・市杵島比売命(いちきしまひめのみこと)
・多岐津比売命(たぎつひめのみこと)
以上が、宗像三女神になります。
中でも市杵島比売命はとても美人だったと言われ
七福神の1人『弁財天』とも同一視されています。
そして、忘れてはいけないのが
鳥居の手前にある『美容水』です
このお水を、2・3滴を顔に付けると美人になれると
言われているんですよ~っ
※飲料水では無いそうなのでご注意下さい。
美御前社は
お肌も心も同時に美しくなれる事から大変人気なんですね。
・河合神社(かわいじんじゃ)
京都府京都市左京区下鴨泉川町
絵馬に描かれた女性の顔に、お化粧をして
美人祈願をするという
一味違う絵馬で知られる神社です!
※場所は、下鴨神社境内『糺の森』にあります。
祭神として祀られているのは
玉依姫命(たまよりひめのみこと)という女神で
彼女は、初代天皇である神武天皇(じんむてんのう)の母親であり
古くより女性の守護神、美の神様とも言われているそうです。
さて、一味違う絵馬というのが
こちらの『鏡絵馬(かがみえま)』です
ちょうど手鏡のような形になっているのがお分かりですか?
参拝者は、まるで手鏡を持ちながら
自分の顔に化粧をするように、この鏡絵馬に書かれた顔に
ペンやクレヨンで色を付けていきます。
奉納された鏡絵馬がスラリと並んでいます。
まつ毛を付けたり、口紅を引いたり
髪の毛を描いたりしながら
自分だけのオリジナル絵馬を作成するんですね。
そして最後に、裏側にお願い事と名前を書き込み完成です
中には実際の化粧道具で色を付ける人も
いるそうですよっ!
※絵馬を奉納すると、代わりにお米(神様のお下がり)をいただく事が出来ます。これを持ち帰り、ご飯を炊く時に混ぜて食べると願いが叶うと言われています。
・泉涌寺(せんにゅうじ)
京都府京都市東山区泉涌寺山内町27
皇室とゆかりのある『御寺(みてら)』として大変有名なお寺です。
美人祈願にご利益があると言われているのは
泉涌寺の楊貴妃観音堂内にある・・・
楊貴妃観音像(ようきひかんのんぞう)です!
毎日、女性の参拝者が後を絶たないその理由は・・・
世界三大美女のひとり『楊貴妃』を祀っているからなんですね~
彼女の美しさにあやかろうと
多くの女性が訪れるお堂なのです。
建物の中には、彼女に似せて作られたと言われる
楊貴妃観音象が安置されています
この観音様は、彼女の冥福を祈る為に彫られたもので
彼女の夫でもある
唐の6代目皇帝『玄宗(げんそう)』の指示によるものだそうです。
※泉涌寺や楊貴妃観音堂について詳しくは泉涌寺 その1の記事をご覧下さい。
・御髪神社(みかみじんじゃ)
京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町10-2
『髪は女性の命』と言われていますが
その髪にご利益があるのが、こちらの御髪神社です
祀られているのは、鎌倉時代後期に
日本で最初の『髪結い』と呼ばれた
藤原采女亮政之(ふじわらのうねめのすけまさゆき)です。
絵馬はこのように櫛の形をしています。
髪結いの評判はすぐに広がり
その後、彼は京都から鎌倉に移住し
幕府御用達の髪結師にまでなったそうです
こうした事から、髪にご利益があるだけでなく
全国の美容師や理容師をはじめ
リーブ21など、髪に関する会社などからも崇敬を受けています。
ちなみに、宮中ではそれまで
髪を結うという文化はあまり無く
長い髪を垂らしたヘアスタイル(垂髪・たれがみ・すいはつ)が
一般的でしたが、その後徐々に変化し
髪を上げて(ボリュームのあるオールバックのような形)、後ろで束ねる
大垂髪(おすべらかし)が定着したようです
という事で今回は
美容にご利益のある神社仏閣巡りをお届けしました!
場所はコチラ↓
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