こんにちは京子です!

今回ご紹介するのは3月3日に

松尾大社(まつのおたいしゃ)で行われた・・・

ひなまつり

ひなまつりです


大勢の子供達が参加する祭で

舞殿での神事に加え

曲水の庭(きょくすいのにわ)で『流しビナ』を行ない

子供達の成長や幸福を祈願します


ちなみに、雛人形を流すという行為は

雛流し 2013(上賀茂神社)、京の流しびな 2012(下鴨神社)でも

行われていますけど

この起源は

平安時代に、貴族の女性が行っていた

『ひいなあそび(人形遊び)』に由来し

人形(ひとがた)に穢れを移して、川に流していたんですね


つまり、雛祭の起源は

穢れを祓う為の儀式だったというワケです

ここから発展したのが現在の『雛祭』で

豪華な人形を飾り付け

お祝いをするようになったのは

江戸時代頃からだと言われています


では早速レポートしたいと思います!

豊栄の舞(とよさかのまい)

まずは10時より舞殿で神事が始まります。

多くの親子が見守る中、神職の方によるお祓いや

祝詞の奏上、巫女による『豊栄の舞(とよさかのまい)』が披露されます。

※豊栄の舞は、榊(さかき)や季節の花を右手に持って舞うのが特徴です。


短冊

ちなみに子供達は

受付で『お内裏様』や『お雛様』の描かれた短冊に

名前・住所・願い事を書いておきます。

これをどうするのかと言うと・・・

曲水の庭

境内にある『曲水の庭』で流してもらうんですね。


こうして

舞殿での神事が20分ほどで終わると

『ひなまつり』に参加している親子は

曲水の庭に移動し『流しビナ』を見学します


曲水の庭

曲水の庭は

曲線を描いた水路が通る、特徴的なお庭です


ちなみに

こちらを作庭したのは重森三玲(しげもりみれい)という方で

東福寺のお庭を手がけた事でも有名な作庭家です。

東福寺に関しては東福寺 その1、東福寺 その2の記事をご覧下さい。


こうして川上から川下へと

短冊をお椀に乗せて、どんどん流します


時折、お椀がひっかかってしまう為

巫女さんや神職の方が

長い棒を使って、再び水流に乗せます。


子供達は、この『流しビナ』の様子を

縁側や渡り廊下から見学していました。

声を上げながら興味津々に

見入っている様子でしたね~。

こうして約30分ほどかけて『流しビナ』は終了です。


雛壇

この後は、社務所の大広間に移動し

親子で参加するペーパークラフトが行われます

※紙で出来たお内裏様とお雛様の人形を作るそうです。

ちなみに大広間には、立派な雛壇も組まれていましたよ~


という事で

親子で楽しめる『ひなまつり』が行われた

松尾大社の場所はコチラ↓


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