こんにちは京子です!

今回ご紹介するのは12月31日に

北野天満宮で行われた・・・

火之御子社鑽火祭

火之御子社鑽火祭(ひのみこしゃ きりびさい)です


通称『天満宮のおけら詣』とも言われ

この神事で、おこした鑽火(きりび・神聖で清らかな火)を持ち帰り

火種として調理したものを食べると

その1年は無病息災・健康に過ごす事が出来ると言われているんですよ

※この日は八坂神社でも同様の神事が行われています。詳しくは『をけら詣り 2010(八坂神社)』『をけら詣り 2011(八坂神社)』の記事をご覧下さい。


火之御子社

ちなみに

北野天満宮の境内摂社である

『火之御子社(ひのみこしゃ)』の祭神は

火雷神(からいしん)と呼ばれる、雷や火難の守護神です


北野天満宮が創建される前から、この地に祀られている

神様だそうで

近年では、雷除けという事から

ゴルファーなどの方から崇敬を受けているそうです。


では早速レポートしたいと思います!

19時半、境内の三光門前にある

『火之御子社』前に神職の方が集まります。


火之御子社鑽火祭

まずはこちらで火をおこす事から始まるんですよ。


お祓いを済ませると

火打ち石を使い、何度もカチカチと擦り合わせます


約3分程で、無事に火が点くと

側にあるロウソクにその火を移し

風で消えないよう行灯にして

祠の前へと一旦、安置するんですね。


こうして鑽火が完成します

火之御子社鑽火祭

この後、祝詞(のりと)が奏上され

最後に玉串を奉奠し、一旦終了です。


篝火

今度は

その鑽火を参拝者に持って帰ってもらう為に

まず、献上されていた鑽火を

本殿前に設置されている篝火(かがりび)に、一度移します


火縄

22時頃到着すると、参拝者の皆さんは

火縄を使って火を移し、持ち帰っていましたよ。



篝火から火縄を使って移した火は

消えないように

ぐるぐると回し持ち帰るのがポイントです


初詣も兼ねて、毎年多くの方が

鑽火を持ち帰るそうですよ~。


そんな火之御子社鑽火祭が行われた

北野天満宮の場所はコチラ↓


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