こんにちは京子です!

今回ご紹介するのは

11月23日に上賀茂神社で行われた・・・

鎧着初式

鎧着初式(よろいきぞめしき)です

鎧着初とは

武家時代、13~4歳になった男性が初めて鎧を付ける儀式の事です。


これをする事によって

自分の息子が

武士の身分を継ぐ事を周囲に伝える目的があったそうです

※別名『具足始(ぐそくはじめ)』とも言います。

今回行われる鎧着初式

この伝統的な『鎧着初』の儀式をベースに

鎧姿の親子が上賀茂神社の参道を練り歩き

最後に、子供達に兜や烏帽子(えぼし)をかぶせるイベントです。

ちなみに、主催しているのは

紙製の鎧(「都よろい」と言うそうです。)を販売している

『鎧廼舎(よろいのや)うさぎ塾』という会社です。


鎧着初式

紙の鎧!?・・と言っても

見た目は本物の鎧と変わりない程のクオリティなんですよっ

『うさぎ塾』では鎧を提供するだけでなく

実際に着て、楽しめるイベントを企画しているんですね。

上賀茂神社で行われる鎧着初式は今年で5回目だそうです


では早速レポートしたいと思います!!

鎧着初式12時半より始まり

まず北神饌所(きたせんじょ)にて参加する親子は

鎧・兜を身に付けます。

※使われる鎧は、ご両親や祖父の手作りだそうですよ。


手を清める参加者達

北神饌所前で手を清める参加者達。


ならの小川沿いを歩く参加者達

そして境内を流れる『ならの小川』沿いを通り

一ノ鳥居へと向かいます。


ならの小川沿いを歩く参加者達

上賀茂神社の紅葉も、ちょうど見ごろでしたよ。


一ノ鳥居前

ここで隊列を組み行列はスタートします

保護者に手を引かれ、子供達は本殿へと向かいます。


本殿へ向かう参加者達

一ノ鳥居から参道を通り、本殿へと向かいます。


本殿へ向かう参加者達

橋を越え、楼門をくぐり本殿へと入ります。

本殿前でお祓い

本殿前で一度お祓いを受けます。



本殿では祭文の奏上などがあるようです。

この後、本日のメインイベントが行われる・・・

土舎

土舎(つちのや)に皆さん移動します。


兜

土舎には兜が並んでいました。

ここで子供達に兜や烏帽子が授けられるんですね

まずは宮司一拝に始まり

お祓いをした後、祝詞が奏上されます。

巫女さんのお祓い

続いて巫女さんが鈴を使ってお祓いをします

この後、子供達へと兜や烏帽子を授けます。


子供達へと兜や烏帽子を授ける

ちなみに

武田信玄の嫡男『義信』や織田信長の嫡男『信忠』は

15歳で具足始(鎧着初)をしたみたいですよ~。

※この他に、鎧を新調した際にも鎧着初を行う場合があるそうです


集合写真

こうして無事に全員が兜や烏帽子をかぶると

子供達の中から

代表者が両親への感謝の言葉を伝え

最後に

『初陣を立派に飾りたいと思います』と宣言し

イベントは終了です



今回参加された親御さんは

子供達の成長した姿を見る事が出来たのではないでしょうか?

そんな鎧着初式が行われた上賀茂神社の場所はコチラ↓


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