こんにちは京子です!
今回も京都検定の過去問をお届けします。
写真と解説付きでお送りしますので
是非、問題にチャレンジしてみてくださいね。
では早速第1問目っ
【問題】
不明門通(あけずのもんとおり)は、この通りに面していた寺院の正門が常に閉ざされていたことからその名がついたが、その寺院はどこか。
ア.平等寺(びょうどうじ)
イ.興正寺(こうしょうじ)
ウ.沸光寺(ぶっこうじ)
エ.本能寺(ほんのうじ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.平等寺
ちょうど京都駅から
烏丸通の1本東側を平行して南北に通っている小路で
約1.5キロに北へと伸びたところの突き当たりに平等寺があります
かつては、門が閉ざされていた事から
不明門通という名がついたそうですよ。
※平等寺について詳しくは平等寺 その1、平等寺 その2をご覧下さい。
では2問目にいってみましょう!
【問題】
天使突抜通(てんしつきぬけとおり)は、神社の境内を貫通していたことからその名がついたが、その神社はどこか。
ア.恵美須神社(えびすじんじゃ)
イ.五條天神宮(ごじんてんじんぐう)
ウ.出世稲荷神社(しゅっせいなりじんじゃ)
エ.白峯神宮(しらみねじんぐう)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.五條天神宮
少し変わった名前である天使突抜通の由来をお話しますと
時は安土桃山時代、豊臣政権にまでさかのぼります
出来た当初は『天使の宮』という名前であり
近所の人は『お天使様』と呼んでいたそうです
豊臣秀吉は、京の町の改造計画に乗り出し
寺町通りを作ったりと区画整理を次々と行い
この五條天神宮にもその手は及び
五条天神宮の境内を貫通させて道を1本通したんですね
この事から天使突抜通と呼ばれるようになりました。
※天使突抜通について詳しくは五條天神宮の記事をご覧下さい。
続いて3問目です!
【問題】
1月15日に近い日曜に、浄水に柳の枝を浸してその水を信者の頭上に振りかける「柳のお加持」が行われるのはどこか。
ア.三十三間堂
イ.聖護院
ウ.真如堂
エ.珍皇寺
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.三十三間堂
本堂のお加持所にて行われる法要で
聖樹と呼ばれる柳の枝を使い
参詣者に浄水を注ぎます。
平安時代から続く法要で、これを受ける事によって
諸病を取り除くご利益(特に頭痛に効果的)があるそうです
ちなみに
同日は『通し矢』と言われるイベントも行われ
境内には多くの方が訪れるんですよ
※詳しくは通し矢 2011(三十三間堂)、通し矢 2012(三十三間堂)の記事をご覧下さい。
では最後の問題です!
1級からの出題になりますので、選択肢ではありません。
ずばりでお答え下さいね。
【問題】
「煙草王」として名を馳せた村井吉兵衛(むらいきちべえ)が東山に建てた( )は、ロココ様式を取り入れた洋館として著名であり、現在京都市の文化財に指定されている。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
長楽館(ちょうらくかん)
日本初の両切り紙巻タバコ『サンライス』のヒットをきっかけに
煙草王として巨万の富を得た村井吉兵衛が
5年の歳月をかけて建てのが『長楽館』です
竣工直後から迎賓館として利用され
華やかな集いの場となりました
当時は鹿鳴館(ろくめいかん・政府によって東京に建てられた洋館の社交場)と並び
日本を代表する迎賓館だったそうですよ。
現在は、喫茶・レストラン・ホテルを完備し
一般客でも利用する事が出来ますよ。
という事で本日も4問出題させていただきました
皆さんは何問正解されましたか?