こんにちは京子です。
今回ご紹介するのは
10月9日に今宮神社(いまみやじんじゃ)で行われた
例大祭・本祭です
例大祭とは神社で行われる祭の中で
1年の内、最も重要な神事なんですよ
前日には
19時から本殿前で前夕(ぜんゆう)神事が行われ
人長舞(にんちょうまい)が奉納されました。
※前夕神事について詳しくは、例大祭 2012 前夕神事(今宮神社)の記事をご覧ください。
今宮神社は京都市の北に位置し
玉の輿の語源にもなったと言われる
桂昌院(けいしょういん・第5代将軍、徳川綱吉の母)に
ゆかりのある神社です
※桂昌院について詳しくは桂昌院遠忌法要 2012(善峯寺)の記事をご覧ください。
そんな今宮神社で行われる本日の例大祭は
6人の舞人が東遊(あずまあそび)を本殿前で奉納します
東遊は日本古来の舞で
中国などの外来音楽の影響を受ける前からあったと言われています。
内容は『古事記』や『日本書紀』などの
神話に基づくものが多い事も特徴なんだそうですよ
では早速レポートしていきましょう。
10時頃
今宮神社に着くと
早速、神事が始まりました。
まずは関係者が社務所横に一列に並び
拝殿前に設置された罪穢れを払う場所から榊を取って
関係者を清めます
その後、宮司さんにより
こちらは神饌の時に献上されたお茶とお茶菓子です。
本殿で祝詞の奏上などが行われ
10時50頃になると
いよいよ東遊が始まります
神事で行われる舞の中でも
東遊は代表的なものなんだそうですよ
雅な演奏が行われる中
ゆっくりとしたペースで
5分程、舞が奉納されます。
舞人は武官の装束を着ているので
腰に太刀を身に着けていたり
重陽の節句にちなみ菊が付けられています。
纓(えい・頭につけている冠)は
神職の方と違い動きやすいように巻かれているのが特徴的です
一旦舞い終わると裾の右肩を脱ぎ
再び5分程、舞います。
舞の様子は動画でご覧ください。
2つの舞が終了すると
関係者による玉串奉納などが行われ
11時半頃、神事は無事に終了しました。
最後に関係者や一般の人にも菊酒が振舞われましたよ
そんな例大祭・本祭が行われた今宮神社の場所はコチラ↓
大きな地図で見る