こんにちは京子です。
今回ご紹介するのは
23時から南観音山にて行われる
『あばれ観音』をレポートしたいと思います
楊柳観音(ようりゅうかんのん)に布を被せ
台座に紐でグルグル巻きに固定され
激しく左右に揺さぶるというイベントです
起源や理由は不明なんだそうですけれど
南観音山は好きすぎて、巡行当日に暴走するといけないから
前日に暴れさせて、気持ちを冷めさせる為と言われています
観音様と一緒に走る善財童子にも布が被せられています。
明治時代までは北観音山と隔年で鉾が出されたり
北観音山の別名『上り観音山』に対して
南観音山は『下り観音山』と呼ばれていたそうですから
まさに2つで1つの鉾だったんですね
では早速レポートしていきたいと思います。
23時半頃、南観音山に到着した京子。
しっかりと台座に固定されると『わっしょいわっしょい』の掛け声と共に
勢い良く左右に暴れさせ
人ごみの中を駆け抜けて行きます
30mほど駆け抜けると、そこで暴れさせてから
再び戻ってきます
これを3往復ほど繰り返して
観音様の気持ちを冷まします
その後、観音様は明日の巡行に備えて
山の中に安置します
山が立った時から警備員は、寝ずの晩をしているそうなんですけれど
今晩は特に警戒して、明日の巡行に備えるそうですよ