こんにちは京子です
今回は京都検定の過去問をお送りしたいと思います。
皆さんも是非チャレンジしてみてくださいね
【問題】
五山の送り火で、曼荼羅山(まんだらやま)にともされるものはどれか。
ア.大文字
イ.左大文字
ウ.鳥居形
エ.船形
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ウ.鳥居形
8月16日に行われる『五山の送り火』は
火を燃やし
ご先祖様をお送りするイベントで
京都にある5つの山で行われます。
皆さんご存知の『大』以外にも
いくつか文字があり
曼荼羅山には『鳥居形』が午後8時20分に点火されます
詳しくは大文字 2011の記事にて
解説していますので
よければそちらをご覧下さい♪
では2問目にいってみましょう~★
【問題】
三船祭は、大堰川に船を浮かべて、船上で雅楽や日本舞踊・箏(そう)などの芸能を披露したり、船から和歌などを書いた美しい扇を流す祭であるが、どこの神社の祭か。
ア.松尾大社
イ.車折神社
ウ.野宮神社
エ.大原野神社
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.車折神社(くるまざきじんじゃ)
三船祭は
20隻以上の船を大堰川(おおいがわ)に浮かべて
行われる優雅な船遊びを再現した祭で
宇多上皇が898年に嵐山へ行幸(ぎょうこう)した際に
大堰川で御船遊びをした事が由来しているそうです
そして答えにもなっている
車折神社は嵐山にある神社です
その名前の由来は
後嵯峨天皇が大堰川に行幸された際に
この社前で牛車の轅(ながえ)が折れた事から『車折大明神』という
称号が送られた事によるんですね
※轅とは、牛車や馬車などの前方に長く突き出している2本の棒を言います。牛や馬を左右から挟んでる棒の事ですね♪
車折神社については
では3問目です!
【問題】
古くから酒の神として信仰を集める松尾大社で、その水を醸造時に混ぜると酒が腐らないと伝えられる霊泉を何というか。
ア.縣井
イ.亀の井
ウ.醒ヶ井
エ.染井
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.亀の井
どうして『亀』という名が付いているのかと言うと
神様の座る『磐座(いわくら)』が亀の姿に似ていたからなんですね
神社の背後には松尾山があり
かつてはこの山の中にあった磐座と呼ばれる巨大な岩を
神様の座る場所と見立てられ
その後、701年に松尾大社が建てられました。
松尾大社に関して
詳しくは松尾大社 その1、松尾大社 その2の記事をご覧下さい。
では最後の問題です。
1級からの出題になりますので選択問題ではありません。
ズバリでお答えください
【問題】
牛若丸(源義経)が奥州に出発する時に道中の安全を祈願したと伝わることから( )は、旅行安全の信仰を集める。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
首途八幡宮(かどではちまんぐう)
首途(かどで)とは『出発』の意味で
その名の通り義経の旅の首途を見送った神社です
参道途中にある石碑にも
『源義経奥州首途之地』と刻まれています
義経はここに参拝した後
藤原氏を頼り奥州(岩手県)へと旅立つんですね。
義経に関して詳しくは源義経ゆかりの地巡りをご覧下さい。
という事で今回も4問出題させていただきました♪
みなさんは何問正解されましたか?