こんにちは京子です!
さて、本日も梅の名所をご紹介したいと思います。
今回ご紹介するのは・・・

長岡天満宮です。
天満宮と言えば
菅原道真の怒りを治める為に建てられた神社ですよね
※彼の怒りの理由については菅大臣神社 その1の記事をご覧下さい。
そして、道真は
大変、梅を愛した人物でも知られている事から
彼を祀る『長岡天満宮』や『北野天満宮』は梅の名所となっています
※今年の北野天満宮の梅の様子は『北野天満宮 その5』の記事をご覧下さい。
ちなみに、長岡という地は
道真が大宰府(九州)へと左遷される時に
名残を惜しんだ場所だったと言われています。
※在原業平らと共に和歌を詠み楽しんだ場所だそうです。平安時代のプレイボーイとして知られる在原業平に関しては『十輪寺』の記事をご覧下さい。
これは道真が生前に『我が魂長くこの地にとどまるべし』と
伝えた事からも分かります。
慣れ親しんだ都を離れ、左遷された道真の
名残惜しい気持ちがとても伝わってきますね・・・

さて、長岡天神の梅スポットも紹介させていただきます。
その1つが
こちらの八条ヶ池(はちじょうがいけ)周辺です。
土手沿いには白梅の梅が綺麗に咲いていましたよ~。
ちなみに、向こう側に見えるのは『錦水亭』の茶室です。
1881年創業の老舗料亭なんですね。
距離にして約1.5キロ、貯水量は35000トンの
巨大な池は1638年に作られた溜池(ためいけ)で
当時、農地に水を供給する為に作られたものです
そして、境内の梅もチェックしてみましょう。

拝殿の両脇に梅を発見
綺麗な白梅ですね~っ。
例年の見ごろを過ぎ
随分と花は落ちてしまったかもしれませんが
こうして写真に収める事が出来てよかったです。

屋根の部分には梅の装飾がされていました。
ちなみに、金色に輝いているのは
長岡天満宮の神紋で
これも『梅』を表しているんです

今年は寒波の影響で
開花は少し遅れていたようですが
なんとか間に合ってよかったです

さらに奥へと足を進めると『梅林』があります。
梅林は境内に隣接する『長岡公園』の一部で
広々としたスペースに18種類・約130本の梅が咲いています。

花弁が多くボリュームのある八重寒紅梅(ヤエコウカンバイ)や

枝垂れ梅が多く、華やかな梅が並んでいます。
天満宮を訪れた際は
セットで回られる事をオススメします

毎年、3月には『梅花祭(ばいかさい)』が行われ
祭神の道真を偲び梅の花がお供えされたり
お茶席なども設けられます
今年はすでに終了しましたけれど
来年は、梅を見ながら
梅花祭に参加されてみてはいかがでしょうか
そんな長岡天満宮の場所はコチラ↓
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