こんにちは京子です。
本日は、梅の名所で有名な・・・
北野天満宮をご紹介したいと思います
祭神の『菅原道真(すがわらのみちざね)』にちなんで
境内にはたくさんの梅が植えられているからです
天満宮は
菅原道真が不遇の死を遂げた為
その怨霊を鎮める為に作られました。
道真が死んだ後
大きな雷が御所『清涼殿』に落ちたり
藤原氏や公卿の怪死、醍醐天皇も崩御した事で
道真の祟りであると言われてたんですね。
※彼の不遇の死に関する理由は北野天満宮 その2の記事をご覧下さい。
灯篭前の梅は毎年綺麗ですね去年と同じくパシャリっ。
そんな道真は生前
梅を愛した人物として知られていて
京都から大宰府(九州)に左遷された道真を追って
梅が飛んで行ったと言われる
『飛梅(とびうめ)』のエピソードは有名なお話です。
※詳しくは菅大臣神社の記事をご覧下さい。
北野天満宮では彼の命日である2月25日に
『梅花祭(ばいかさい)』も行っています。
900年以上も前から行われているこのお祭りに
関しては梅花祭 2012(北野天満宮)の記事をご覧下さいっ。
こちらは拝殿前の『梅』です。
この隣には『松』があります。
神様(拝殿)から見て位の高い左側に『松』
そして右側に『梅』が並んでいるというワケです。
※松竹梅において、松⇒梅という順番になっているのです。
神社側は、特に右近の梅と言ったワケではないそうですが
いつしかそう呼ばれるようになったそうです。
ちなみに、大覚寺は『左近の梅』や御所の『左近の桜・右近の橘』と
混同されている方も多いようですけれど、関係はないようです
白が綺麗な一重梅です。花びらの重なっていないものが一重梅と呼ばれています。
梅は災難逃れの意味があり、毎朝食べると良いなんて言われてますよね。
そして、こちらが梅苑(ばいえん)です
例年、3月の末頃まで公開されています。
巨大な梅苑には
なんと、1000本以上の梅が咲いているんですっ
苑内に入ればお茶菓子もいただけますよ。
京都の和菓子屋『老松(おいまつ)』の焼き菓子
官公梅(かんこうばい)と、香梅煎のセットです
お菓子には北野天満宮の神紋が入ってるんですよ
この神紋も梅の花がモチーフになっています
北野天満宮の梅は
早咲きのものは12月中ごろからつぼみが膨らみ始め
1月初旬には『照水梅(しょうすいばい)』『寒紅梅(かんこうばい)』などの
梅がちらほらと咲き始めます。
その後、2月頃から
『和魂梅(わこんばい)』『黒梅(こくばい)』『座論梅(ざろんばい)』などを
中心に約50品種の梅が境内には咲いています。
苑内には梅の香りも広がり
ちょうど、今が見ごろかと思われます
是非、この週末は
梅を見に北野天満宮に足を運んでみてはいかがでしょうか?
場所はコチラ↓
大きな地図で見る