こんにちは京子です。
本日は京都検定の過去問をお送りいたします。
解説と写真でご紹介しています♪
みなさんも是非いっしょにチャレンジしてみて下さいね。
【問題】
時代祭は、桓武天皇が平安京に遷都した日を記念して行われるが、その日はどれか。
ア.10月4日
イ.10月14日
ウ.10月20日
エ.10月22日
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.10月22日
794年に桓武天皇が京の都に入られた10月22日に合わせて
行われる時代祭り。
平安京へと遷都された794年から明治維新までの時代を振り返り
それぞれの時代装束に身を包んだ2000人の大パレードが
見所のひとつです
平安神宮の主祭神である『桓武天皇』と『孝明天皇』の御霊を
天皇の住まいである御所から街の繁栄をご覧頂きながら
行列のお供を従えて平安神宮へご案内するというお祭りです。
※時代祭に関して詳しくは時代祭 2011(前編)時代祭 2011(中編)、時代祭 2011(後編)の記事をご覧下さい。
では、次の問題にいってみましょう~!!
【問題】
「終い天神」と呼ばれる一年の締めくくりの縁日が行われるのはどこか。
ア.吉祥院天満宮
イ.北野天満宮
ウ.長岡天満宮
エ.錦天満宮
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.北野天満宮
北野天満宮では
祭神である菅原道真の誕生日が6月25日である事や
1月25日に大宰府へ左遷された事
そして、亡くなった日が2月25日だった事から
毎月25日が『縁日』とされていているんですね。
縁日の日は、毎月沢山の参拝者が北野天満宮に訪れる為
境内では沢山のお店(露店)が並ぶのです。
店舗数は1000以上、来場者は延べで15万人ほどと言われているんですよ~
そして、毎月行われる縁日の中でも
一年を締めくくる12月25日は『終い天神』と言われ
京都・師走の風物詩となっています。
では、第3問目ですっ。
【問題】
天龍寺は、ある天皇の冥福を祈るために足利尊氏が開創した寺院である。その天皇は誰か。
ア.後嵯峨天皇
イ.後亀山天皇
ウ.後宇多天皇
エ.後醍醐天皇
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.後醍醐天皇
ちなみに、足利尊氏が天龍寺を造営する為の資金を得る為に
行ったのが中国大陸にある『元』との貿易でした。
これで儲かったお金を使い
天龍寺を建設したそうで
その貿易に使われていた船を
「天龍寺船(てんりゅうじぶね)」と言うそうですよ
では、最後は1級の問題です★
選択問題ではありませんので、ズバリお答え下さい!!
【問題】
次の歌について、「作者名」と「歌碑が建つ場所」を答えなさい。
『もの思へば 沢のほたるも わが身より あくがれ出づる たまかとぞ見る』
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
和泉式部・貴船神社
和泉式部(いずみしきぶ)は平安時代の歌人で
紫式部や清少納言と同時代を生きた天才歌人です。
主に恋歌に優れたものが多く、実生活も恋多き女性でした
そんな彼女の歌碑が貴船神社に建っています。
『もの思へば 沢のほたるも わが身より あくがれ出づる たまかとぞ見る』
訳すと・・・
「あれこれと思い悩んでここまで来ますと、蛍が貴船川一面に飛んでいます。
そのはかない光は、まるで自分の魂が体からぬけ出て飛んでいるようでございます。」
という、ちょっぴり悲しい歌なんですね。
夫と不仲になっていた時に詠んだものらしいですが
その時の心情が伝わってきますね~。
という事で本日も4問出題させていただきました。
皆さんは何問正解されましたか?