こんにちは京子です
本日は3月3日は『ひな祭り』ですよね♪
京都でも様々なイベントがありますけれど
今回ご紹介するのは
世界遺産・下鴨神社で行われた・・・
『京の流しびな』です!
朝の9時に下鴨神社に到着した京子。
まず早速ゲットしたのは
桟俵(さんだわら)に乗った『ひな人形』です
『京の流しびな』では、桟俵のひな人形を川に流すんですね♪
え?ひな人形を川に流す?
飾るんじゃなくて?
と思われる方もいらっしゃるでしょうけれど
これは平安時代から続く
ひな祭りの原点とも言えるものなのです。
当時、貴族の女性や子供たちの間で行われていたのが
『ひなあそび(人形を使った遊び)』です。
厄払いの一種であり
ひな人形に、自身の1年の汚れや穢れを移し川に流しました。
※特に女の子の災厄を払うために行われていたようです。
現在伝わる『ひな祭り』とは
こうした『ひなあそび』の風習と
『桃(上巳・じょうし)の節句』が結びついたものです
人形を飾ったひな祭りへと発展したのは
江戸時代になってからと言われています。
橋殿(はしどの)には7段飾りの雛壇も飾られていましたよ♪
という事で、下鴨神社では毎年
古来の風習に基づいた『京の流しびな』が
行われているんですね~
そして、こちらが本日の舞台となる
『御手洗社(みたらししゃ)』です。
この前には『みたらし川(池)』が流れています。
今回は、この川を使って『流しびな』が行われます。
ちなみに、下鴨神社の梅(光琳の梅の木)も綺麗に咲いていました。今が見ごろです♪
11時から祭典が始まります!
まずは、お祓いなどを済ませた後
宮司さんの祝詞(のりと)が行われます。
そして、次にいよいよ登場するのが
本日の主役である
束帯姿のお内裏様と、十二単に身を包んだお雛様です。
2人、仲むつまじく一緒にひな人形を流します。
流すと同時にたくさんのシャッターがきられました。
以後、宮川町の舞妓さんや子供達など
招待された方々が順に川へとひな人形を流します。
その中には
京都タワーのマスコットキャラクター『たわわちゃん』の
姿もありましたよ~
上手に流していましたね
そして最後に
園児たちによる『うれしいひなまつり』の合唱が行われ
無事終了
この後12時より、参拝者も自由にみたらし川で
流しびなを行う事が出来ます。
みたらし川に浮かぶ桟俵に乗ったひな人形。本来、今年購入した桟俵は一年間、家で飾ったのち流すそうです。
という事で平安時代から続く『流しびな』が行われた
下鴨神社の場所はコチラ↓