こんにちは京子です!
本日も京都検定の過去問を解説&写真付きで
ご紹介したいと思います
【問題】
建仁寺の「風神雷神図」(国宝)は、江戸前期の画家( )の代表作として知られる。
ア.俵屋宗達(たわらやそうたつ)
イ.長谷川等伯(はせがわとうはく)
ウ.尾形光琳(おがたこうりん)
エ.伊藤若冲(いとうじゃくちゅう)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
ア.俵屋宗達
江戸時代初期の画家である俵屋宗達。
『風神雷神図』の原本は現在、京都国立博物館にて保管されています。
ちなみに尾形光琳は
この作品を模写した事で有名なんですよ~♪
※詳しくは建仁寺の記事をご覧下さい。
では、次の問題ですっ。
【問題】
妙心寺法堂(重文)の天井には、狩野探幽(かのうたんゆう)の筆による( )が描かれている。
ア.虎
イ.鶴
ウ.鳳凰
エ.龍
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.龍
法堂には、8年の年月を費やして描かれた『雲龍図』
大きさは直径12メートルと巨大なもので
八方にらみの龍(どこからみてもこちらを見ているように描かれた龍)が
ド迫力で天井に渦巻いているんですよ~
では、次の問題です!!
【問題】
下鴨神社の禰宜(ねぎ・神職の一つ)の家に生まれて、『方丈記(ほうじょうき)』、『発心集(ほっしんしゅう)』などを著したのは誰か。
ア.吉田兼好(よしだけんこう)
イ.鴨長明(かものちょうめい)
ウ.橘成季(たちばなのなりすえ)
エ.西行(さいぎょう)
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
イ.鴨長明
三大随筆のひとつ『方丈記』を著した鴨長明は
神官の家系に生まれますが
彼が19歳の時に父親が他界し、親族との争いが起こます。
これが原因で禰宜になる事は出来なかったんですね。
そんな彼が出家し、死ぬ間際に書いた作品と言われているのが『方丈記』です
方丈の草庵を結び、そこで残した随筆という事から
このタイトルが付いたそうですよ。
※方丈とは・・・1丈四方の事で、1方丈は約四畳半程度の広さ。方とは正方形などの意味です。
詳しくは河合神社の記事をご覧下さい。
では、ラストの問題に行ってみましょう~♪
1級からの出題になりますので、選択肢はありません。
ズバリお答えくださいねっ。
【問題】
豊臣秀吉による京都の都市改造の一つとして造られた土塁は( )と呼ばれ、軍事的防衛や洪水対策とともに、洛中と洛外を明確化する役割があった。
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シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
御土居(おどい)
全長は約22.5kmもあったと推測される土手。
四角形にぐるーっと取り囲まれた形をしていて
この中に二条城や御所が入っていたんですね。
つまり・・・京都の中心がこの土手の中に詰まっているという事なのです!
そして、御土居の中を「洛中」御土居の外を「洛外」と
呼ばれるようになりました
御土居跡は廬山寺などで見る事が出来ますよ~。
という事で本日も4問出題させていただきました♪
みなさんは何問正解されましたか?