こんにちは京子です

城南宮

さて、本日は城南宮で行われました

七草

(・∀・)ノ七草粥の日をご紹介します。


あれ七草っていったら1月7日じゃなかったっけ

と思う方もいらっしゃるでしょう。

城南宮では、毎年

旧暦の正月7日に近い2月11日(祝日・建国記念日)に行われているんですね。


1月7日に七草を食べる風習は古くからあり

中国大陸からやってきたものです


元旦から各日に

1月1日『鶏』

1月2日『犬』

1月3日『猪・豚』

1月4日『羊』

1月5日『牛』

1月6日『馬』

1月7日『人』


が割り当てられ、その日に該当する動物を大事にしてきました。

つまり、1月7日『人』は、人間の処罰をしないようにしていたんですね

これに加え

体に良い『若菜(七種類の野菜)』を入れたお吸い物を食べ

無病息災・延命長寿を願ったそうです


七草粥の十徳

この風習が日本にも伝わり

平安時代には朝廷で七種類の野菜で作られたお吸い物が

内膳司(ないぜんし・天皇の食事を作る役所)より献上されたのです


舞殿に並べられた七草

舞殿には七草が並べられていました。右から、せり・なずな・すずな・すずしろ・ほとけのざ・ごぎょう・はこべらです。


江戸時代には広く伝わるようになり

1月7日を五節句(ひな祭りやこどもの日など)のひとつである『人日(じんじつ)』として認定し

将軍・大名なども七草を入れたお粥(七草粥)を食べられるようになったんですね。

こうして次第に庶民にまで広がったのです。


斎館

城南宮七草粥の日には

『斎館』にて七草粥を食べる事が出来ます。


京子もお参りを済ませ、さっそく斎館にゴー

※斎館は城南宮すぐ正面の建物です。

ちなみに七草粥を食べる風習は

源氏物語にも描かれているんですから、なんだか歴史を感じますね~。


源氏物語植物保存会

こちらのチケットを入り口で購入して、

チケット

七草が描かれていて、栞みたいですね

お粥処と書かれた場所で、巫女さんにチケットを渡します。


七草粥

しばらくすると、待ちに待った七草粥の到着です


お粥の上に細かく刻まれた七草がちゃんと乗っていますね。

そして、底にはお餅も入っていて、冷えた体にあたたかいお粥は最高です。

いただきます~

口に入れると、七草の歯ごたえもしっかりとあり、

絶妙な塩加減でとても美味しかったです。


城南宮楽水苑に植えられている七草

七草は、城南宮楽水苑というお庭に植えられています。


ちなみに、館内では

七草の囃し歌

『唐土の鳥が 日本の土地に 渡らぬ先に 七草なずな テッテテロロロロ...』

という歌が流れていましたよ

これは何なのと思ってしらべてみると七草の囃し歌のようですね。

七草粥を作る際は

前日の夜に、まな板に七草を乗せてこの歌を歌いながら刻むそうです。

※地方によっては、包丁を刻む回数が決まっていたり、歌の内容も若干違っていたりするみたいですね。

こうして、支度をし

当日の朝にお粥に入れて完成させるそうですよ


という事で七草を食べながら

今年の無病息災を願った京子でした


そんな城南宮の場所はコチラ↓


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