こんにちは京子です
本日、ご紹介するのは・・・
伏見稲荷神社で行われた
初午大祭(はつうまたいさい)です。
節分の日でもある本日は
2月最初の『午(うま)の日』でもあります。
この日は稲荷神社にとって記念すべき日なのです
711年の2月最初の午の日(初午)は
伏見稲荷の神体山(しんたいさん・神様が宿る山の事)である
稲荷山の三ヶ峰(みつがみね)に
稲荷社の祭神である『稲荷大明神(いなりだいみょうじん)』を祀った日なのです
※稲荷大明神は日本神話の宇迦御霊神(ウカノミタマノカミ)や御食津神(ミツケノカミ)と同一視されています。
伏見稲荷では、初午の日に祭典が行われますけれど
全国の稲荷社の中には、二の午や三の午の日に行う稲荷社もあるそうですよ。
午前8時から、本殿にて神事が行われます。
本殿前(拝殿奥)には
宮司や神官などに加え、祈祷の申込みをされた大勢の参拝者でいっぱいです
ちなみに、この日の為に
2日前から拝殿の柱に『青山飾り』をくくりつける慣わしがあるんですよ
稲荷山に生えている杉と椎(しい)の枝で作られています。
※杉は稲荷神社のご神木にもなっているんです。
その他にも、この日限定で授与されるのが・・・
『しるしの杉』です。
その昔、杉の小枝は稲荷社に参拝した証として
身に付けて帰った故事に基づくものだそうで
平安時代、天皇家の中で流行った「熊野詣(くまのもうで)」の行き返りの際には
道中の稲荷社に必ず参拝し、杉を持ち帰っていたそうです
参拝者の方々も商売繁盛・家内安全の為、ゲットされていましたよ。
本殿内は撮影禁止という事で
写真は撮れませんでしたけれど
神事は1時間ほど行われ、無事に終了しました。
この後は、節分という事で
引き続き外拝殿にて豆まきが行われます
豆まきの模様は後ほどお送りしますねっ。
そんな初午大祭の行われた伏見稲荷神社の場所はコチラ↓
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