こんにちは京子です。
さて、本日も引き続き『十日ゑびす』をレポートしたいと思います。
今日の目玉は、まぐろ奉納と、東映の女優さんです
その前に、昨日のおさらいという事で
恵美須神社(ゑびす神社)で行われる「十日ゑびす」の全体の流れをご紹介します。
1月10日に行われる「十日ゑびす」を中心に
前後5日間に渡って行われます。
1月8日 『招福祭』
1月9日 『宵ゑびす祭』
1月11日『残り福祭』
1月12日『撤福祭』
昨日は、初日にあたる招福祭をご紹介させていただきました。
その様子は、十日ゑびす大祭 招福祭 2012(恵美須神社)をご覧下さい。
本日2日目『宵ゑびす祭』の様子をレポートします
午前9時前・・・
境内へ入ると、既にマグロが本殿に納められていました
準備が整い今から『まぐろ奉納』の儀式が始まるようです。
まずは神主さんがお払いをして、マグロに祈祷をします。
その後、各関係者の代表が次々に参拝していました。
本日奉納されているマグロも去年と同様に大きく、
大きさにして約2メートルほどの立派なマグロが奉納されていました
まぐろ奉納が終わり午前10時になると、
なにやら表通りが騒がしくなってきました。
これは東映太秦映画村の方による
『宝恵(ほうえ)かご社参』です
ちょんまげ姿の方や、着物を来た方がぞろぞろ・・・
「商売繁昌、笹もってこい」のかけ声勇ましくご入場
写真は、本物の役者さんの方たちなので
サイトでの掲載は控えさせていただきます。ご了承ください。
この方たちは一体何なのかと言いますと
江戸時代に男性が、芸子や舞妓を連れて恵美須神社へとお参りに
来た模様を再現してくださってるんですね
一団の中に籠に乗った芸子や舞妓さんたちが登場
それにしても、参拝者を楽しませてくれますね~
籠から下りた舞妓さんたちは
一度整列しお祓いを受けた後、本殿へお参り。
全員がお参りを済ませ、三本締めでフィニッシュした後は
巫女さんの元へと移動されます
こちらで行われるのが
『福笹奉納(ふくざさほうのう)の舞』です。
福笹は、たくさんの縁起物をつける笹の事です。
大宝・宝船・蓬莱・福鯛などの『吉兆』と呼ばれる縁起物を
福笹にたくさん付け祈願するんですよね
※もちろん参拝者の方も『吉兆』をチョイスしてオリジナルの福笹を作る事が出来ます♪
『福笹奉納の舞』という位ですから
もちろん巫女さんが舞って下さいます
右手に鈴を持ち、左手には福笹を持った巫女さん。
太鼓や笛の音がなる中、クルクルと回り、舞を披露して下さいました
そして、この福笹を受け取ってご一行のイベントは終了。
最後は参拝者の方たちと仲良く記念撮影されていましたよ
やっぱり役者さんはオーラが違いますね。
・・・それにしても先ほどから
ドンドンドンドンと聞こえてきます。
何を叩いているのかなと思うと
参拝者の皆さんが、お賽銭を入れた後
ドンドンと本殿の側面を叩いてらっしゃいます。
どうして、叩いているのかと言いますと
(・∀・)ノ七福神のえべっさんはとっても耳が遠いからなんです
お賽銭を入れて、鈴を鳴らしても
えべっさんには聞こえない事があるので
こうしてドンドンと戸板を叩き
「お参りさせてもらいましたよ~ご利益よろしくね~!」
と、知らせているんですね。
みなさん、豪快にドンドンと叩いてらっしゃいました
これで、えべっさんにもちゃんと伝わるでしょう。
という事で
ちなみに、本日、明日と夜通し恵美須神社は
開門されていますので、お時間のある方は
是非、お参りされてみてはいかがでしょうか
そんな恵美須神社の場所はコチラ↓
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