こんにちは京子です!
さて、祝日である今日は城南宮に行ってきました
そうです。本日お届けするのは・・・
曲水の宴(きょくすいのうたげ)です
年に2度行われているんですね。
2010年の春(4月29日)にも一度京子は訪れていますので
そのレポートと併せて読んでみてくださいね
では、まず最初に
曲水の宴を一言で言うとするならば
それはつまり・・・
平安朝の雅で優雅なお遊びです
え遊び・・・
そうなんです。
今から約、1000年前
DSもWiiもPSPも、カラオケも、カフェも
なーんにもない時代の人たちの
お遊びをちょっと覗いてみてくださいな~っ
しかも、・・・男女混合のお遊びですよ
午後2時に城南宮へ到着した京子っ
なにやら雅なお琴の音色が聞こえてきます。
急いで曲水の宴が行われる、「平安の庭園(楽水苑)」へレッツゴー
なんでも、毎回「曲水の宴」は人気イベントで
最前列で見るために2時間も前から
並んでらっしゃる方もいるそうなんですよ。
もちろん、京子が平安の庭園に入ると
・・もう大勢の人でいっぱいですっ
あ、ここで本日の主役たちが入場ですよ
平安時代の装束を身に着けた7人の男女。
彼らがオリジナルの和歌を短冊にしたため
披露するのが曲水の宴なんです。
まずは、7人の歌人は整列し、一人ずつ
本日の歌のお題を確認していきます
ちなみに今回のお題は
「野の草花」
だそうですよ~
さて、その後、お庭を流れる小川である
遣水(やりみず)に沿って散らばりそれぞれ座ります
さてここで
ひとつアイテムをご紹介します。
それが・・・
羽觴(うしょう)です。
これはお酒の入った盃(さかずき)を運ぶ為の鳥形の小さな船です
ん?
これをどんな風に使うのかと言いますと
歌人は遣水(小川)を流れる羽觴が
目の前に来るまでに
オリジナルの和歌を読み短冊につづります。
そして、その後
盃を取り、中のお酒を飲み干します
つまり、川上に座っている人ほど、短い時間で和歌を考え
短冊に書かなきゃいけないってワケなのですね
さて、ここで
まだゲームも始まっていないですけれど・・・一休み
白拍子の舞が披露されます。
特別に設けられたステージで、
雅な音色とともに舞を披露している姿はとても美しかったです。
では、いよいよゲームの始まりです
まずは、童子(どうし)と呼ばれる
2人の子供達によって
遣水(小川)に羽觴を流します~
歌人らは目の前に羽觴が来ると、棒で羽觴を引き寄せ
上の乗っている盃を取り上げてお酒をいただき
変わりに、石蕗(ツワブキ)と呼ばれる
黄色い花を盃に入れ
再び羽觴を流します。
右手にいるのが歌人で、ちょうど棒を使って見事に羽觴を引き寄せています。
ちなみに、読まれた短冊はどうするのかと言うと・・
童子の手によって回収され
「披講の席(ひこう)」へと持っていかれます。
※「披講」とは詩歌などの会で作品を読み上げる事や、その役の人を指します。
披講の席は、わかりやすく言うと
審査員席みたいな場所ですね
そして、ここで
歌人たちの出来た和歌を詠み上げるんですね。
全ての歌人のオリジナル和歌を読み上げ
平安時代の装束を身に着けた7人の歌人はここで退場です~
雅な音色と供に、貴族たちの遊びを
味わいながら曲水の宴を満喫した京子でした
そんな雅な宴が行われた城南宮の場所はコチラ↓
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