こんにちは京子です。
本日、ご紹介する神社は・・・
土佐稲荷(とさいなり)です。
土佐?と聞いてピンと来た方もいらっしゃると思いますけど
そうなんです♪
この土佐稲荷は京都にあった土佐藩邸内に祀られていた
神社なんですね。
ちなみに、現在地は
龍馬が暗殺された『近江屋』から東に数十メートル
土佐藩邸跡地から北に数メートルという場所です。
なので、すぐ近くですよね。
東西に走る蛸薬師通(たこやくしどおり)沿いに建っています。
※蛸薬師通の名前の由来については蛸薬師堂(永福寺)の記事をご覧下さい。
ちなみにこちらは、近くに建っている土佐藩邸跡の石碑です
更に土佐稲荷のすぐ北には酢屋や、長州藩邸跡もあります。
幕末ファンにはもうたまらないゾーンじゃないでしょうか!?
さて、お話を土佐稲荷に戻しまして
土佐藩邸内にあった頃から、一般の方でも自由に参拝出来る様に
開放されていたそうで、この地の産土神(その土地を守る神様)として
商売をしている人や旅館や茶屋、芸妓さんなどから
アツい信仰を受けていたとの事です。
しかし、明治維新後、藩邸が取り壊され小学校が立つ事となり
稲荷は少し場所を移動しつつも残されたんですね。
奥に拝殿があります。
龍馬の銅像は最近、新調されたそうです。
近くに酢屋もあった事ですし
龍馬も土佐稲荷に参拝に来ていたんでしょうね~。
境内にかけられている坂本龍馬の画です。
幕末の動乱を見守ってきた
神社である事は間違いないですね~。
稲荷と言えば狐ですよね
ちなみに、先ほどから土佐稲荷と言ってますけれど
正式名称は岬神社と言います。
歴史は古く、室町時代に建てられた神社です、
京都を代表する川であり
土佐稲荷のある場所からも程近い場所を流れる鴨川(かもがわ)
この鴨川の中州に建てられた祠が始まりであった事から
岬神社と名付けられたんですね。
そんな土佐稲荷(岬神社)の場所はコチラ↓
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