こんにちは京子です。
本日は、京都検定過去問を取り上げ
写真付きで解説して行きたいと思います♪
もう・・・恒例ですよねっ。
では、早速行ってみましょー(・∀・)ノ
【問題】
5月15日、勅使(ちょくし)や斎王代(さいおうだい)などの葵祭(あおいまつり)の行列が出発するのはどこか。
ア.上賀茂神社(かみがもじんじゃ)
イ.京都府庁(きょうとふちょう)
ウ.下鴨神社(しもがもじんじゃ)
エ.京都御所(きょうとごしょ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
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では、答えですっ。
【答え】
エ.京都御所
はい、幕末まで皇居であった場所ですね♪
さて。問題を解説していきましょう。
葵祭は『京都三大祭』のひとつであり、伝統あるお祭りです。
平安時代から続く、日本最古のお祭りなんですね。
例えば・・・『祇園祭』が庶民の祭りだとすれば
この、『葵祭』は朝廷のお祭りと言えるでしょう。
現在でも、平安装束に身を包んだ総勢500名以上の雅な
方々が勢揃いする京都ならではのお祭りです。
問題に出てくる勅使というのは
天皇の使者という役職であり
源氏物語の中では、あの光源氏が
この勅使を務めている姿が描かれているんですよ
そして、こちらが斎王代です。
葵祭のヒロインと言えます♪
かつては皇室から、斎王代は選ばれていました。
もちろん現在は
毎年、京都にゆかりのある一般女性が選ばれています。
葵祭を彩る牛車や、勅使、牛馬などの大行列が
いたるところに「葵の葉」を飾りつけ練り歩きます。
※どうして葵祭と呼ばれるようになったのかは、神馬堂の記事をご覧下さい。
行列がどういったルートを通るのかと言うと
京都御所を出発し
それぞれの場所で、儀式などが行われます。
このルートからも分かるように葵祭は
お祭りであり
5月15日に行われる葵祭より以前には
それぞれの神社ではこんな神事も行われます。
5月3日、下鴨神社にて『流鏑馬神事(やぶさめしんじ)』
そして
2つの神社で、それぞれこのような神事が行われているんですね。
以下の記事も是非参考にしてみて下さい。
葵祭 2011(賀茂祭)