こんにちは京子です。
さて、本日ご紹介するお寺は・・・
三明院(さんみょういん)です。
さて、場所は?と言いますと洛北エリアで
上高野(かみたかの)と呼ばれる場所に位置します。
すぐ近くには、三宅八幡宮もありますよ~。
では、門をくぐって中に入ってみましょう♪
三明院がこの地にやって来たのは明治39年。
それまでは、山形県にあったそうです。
どうしてこの地にやって来たのかといいますと・・・
開山した佐竹信光という和尚さんが
上高野の出身であった為
この和尚さんの地元に
三明院を再建築する運びとなりました。
佐竹周海僧正像。住職だった方のようです。
さて、さてっ♪
境内に入って、目に飛び込んできたのが
ユーモラスな表情の陶器の羅漢(らかん)!
羅漢とは、尊敬されるべき修行僧の事で
仏教において、尊敬や施しを受けるのに
相応しい聖者のことをそう呼ぶそうです。
参道の両脇には
ズラーっと、こうした羅漢が並べられていました♪
そして、いよいよ見えてきたのが
本堂です。
こちらは、昭和13年に建て替えられたものだそうです。
ちなみに、三明院の本尊は
弘法大使(空海)像です。
そうです
・・・あの、天才と呼ばれた名僧です♪
平安時代には遣唐使として唐に渡り
そこで修行を重ね、日本に帰って来てからは
『真言宗(しんごんしゅう)』を開いたんですね。
同じく、この三明院の宗派も真言宗です。
彼はとても達筆だった事で知られていて
沢山の伝説が残ってます。
彼の『書』にまつわるエピソードに関しては
東寺(教王護国寺)の記事を是非、ご覧くださいね。
ちなみにこちらは、本殿の隣にありました。
摂社・末社のひとつだと思われる香取大明神です。
龍の像がついた手水鉢。
では、最後にこちらをご覧下さい。
多宝塔です。昭和36年に建てられました。
足場がコンクリートで作られているのがおわかりですか?
そうなんです♪
この写真からも分かるように
境内は丁度、高台の上に
位置するような感じなんですよね。
そして・・・
この多宝塔から見る眺めが最高なんです!
(・∀・)ノうーん。気持ち良いですね。
三明院は紅葉の名所としても知られています。
今年の紅葉シーズンに併せて足を運ばれてみては、いかがでしょうか?
三明院の場所はコチラ↓