こんにちは京子です。
祇園祭の宵山や山鉾巡行に向けて
京都に多くの方が訪れると思います。
もちろん、八坂神社に行かれる方も多いのではないでしょうか?
という事で、本日は八坂神社の境内末社であり
縁結びのご利益のある神社をご紹介したいと思います~。
それが・・・
大国主社(おおくにぬししゃ)です。
場所は、八坂神社の西楼門(四条通の突き当たりの門)から
本殿へと向かう参道の途中にあるんですね♪
では、どうして大国主社には
縁結びのご利益があるのでしょう
と、言いますと・・・
それは大国主社の祭神である『大国主命(おおくにぬしのみこと)』が関係しているんです。
彼は出雲神話に登場する神様の一人なんです♪
スバリ、どんな神様だったのかと言いますと
モテモテの神様だったんです~!!!
それも、名の知れた女性に大変モテたと言われていて
結婚も6度もしてるんですよね
この事から縁結びにご利益があるというワケなんです♪
石碑には『大国主神社』と書かれています。
こちらは拝殿(本殿)になります。
しかも、結婚が6度というのもビックリですけど
・・・子供はなんと181人もいるんです!
ちなみに八坂神社の境内にある大国主社ですけど
八坂神社の祭神である素戔嗚尊(すさのおのみこと)の
子供にあたるのが大国主命なんですよね♪
※一説では6代先の孫とも言われていますよ。
さて、大国主社には大国主命以外にも2人の神様が祀られています
それが、『少彦名命(すくなひこなのみこと)』と『事代主命(ことしろぬしのみこと)』です。
大国主命は、出雲の国の王であり
一緒に国作りを手伝ったのが少彦名命と言われています。
彼の父親である素戔嗚尊は奥さんである櫛稲田姫命(くしなだひめのみこと)を連れて
出雲へ行き、大国主命という子孫を残したという流れなんですよね♪
ちなみに、大国主社のもうひとりの祭神である事代主命は大国主命の子供にあたります。
大国主とは、まさに国の主という意味があり、彼については様々な伝承や神話が残されていて
それが出雲神話として今も語り告がれているのです。
※そのひとつである『因幡の白兎』の話に関しては地主神社の記事をお読み下さい。
こちらは大国主社の絵馬です。
形がハートです♪
なんとも可愛らしい絵馬じゃないですか~。
これはご利益がありそうですね♪
では、最後にこちらをご覧下さい。
こちらには大きなリボン型に縄が巻かれていますけれど
絵馬が飾ってありますよね?
向かって右手には大国主命が描かれた絵馬があります。
そして、左手には『大黒さん』の絵馬がありました。
七福神のひとりである『大黒さん』は小槌を持った神様です
2人はどういう関係なのかと言いますと
実は、大黒さんは、この大国主命と同一視されているんですね。
大国主命(オオクニヌシノミコト)の大国という漢字が
↓
ダイコクとも読める事から
↓
大黒天となり
↓
大黒さん!
となったからだと言われています♪
そんな大国主社の場所はコチラ↓
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