こんにちは京子です。
本日も、桜の名所をご紹介します
長岡天満宮(ながおかてんまんぐう)です。
京都府長岡市にある天満宮で
この場所は平安時代、菅原道真(すがわらみちざね)の所領だった場所なんですね。
ここで道真は、在原業平(ありわらのなりひら)らと和歌を詠んだりしていたと言われています。
そして、この巨大な石で出来た大鳥居は
高さが9.75メートル
総重量が50トン
というんですから、どれだけ巨大なのか分かっていただけると思います。
さて!
天満宮と言えば、菅原道真なんですけれど
・・・それはどうしてなのか
その理由とは、菅原道真の祟りを恐れ、彼を祀る為に建てられたのが全国に散らばる天満宮なんですよね♪
え?祟りって何!?という方は
昌泰の変(しょうたいのへん)を、ご覧下さい!!
長岡天満宮は広大な境内をもつ神社です。
その境内には
八条ヶ池(はちじょうがいけ)
が広がっています
距離にして約1.5キロ、貯水量は35000トンもある、この巨大な八条ヶ池。
その池の上に建っているのは六角舎です。
中にはベンチがあって、ぼんやりと八条ヶ池を眺める事が出来ますよ
どんな景色が見えるかというと・・・
八条ヶ池に沿って植えられている桜並木道っ。
天気の良い日は本当に気持ちがいいですよ♪
では、では
八条ヶ池を超えて、境内の奥へと
どんどん進んでいきましょう~。
八条ヶ池を超えて、次に見えてくるのは
長岡公園です!
こちらには枝垂桜もありますよ~。
春をしっかり感じられますね
そして、公園を抜けると・・・
錦景苑(きんけいえん)と呼ばれる紅葉庭園へと続きます。
とにかくスケールの大きい長岡天神の境内。
こちらの、錦景苑の広さも、なんと約1000㎡もあるんですよね♪
秋には、銀杏や楓が約100本の紅葉を楽しむ為に
夜間のライトアップまでしているんですね
さて、参道を引き続き進みますと・・・
2匹の狛犬が出迎えてくれます♪
ばっちり阿吽の口になっていますね~。
仏教において、「阿(あ)」は口を開いて最初に出す音であり
「吽(うん)」は口を閉じて出す最後の音なんですね。
そこから、阿吽は、それぞれ宇宙の始まりと
終わりを表す言葉とされたと言われています。
そして、お待たせしました~!!
拝殿に到着です~♪
ちなみに、本殿は昭和16年に平安神宮の社殿を拝領移築されたもので、先日、府文化財にも指定されました。
こちらは絵馬です。道真と梅ですね~。
拝殿の近くには様々なものが建っています。
こちらは中小路宗城大人之像です。
眼鏡姿のこの方は現在の宮司さんの祖父母にあたる方で
長岡天神の増改築に尽力された方だそうですよ。
神楽殿(かぐらでん)
夏祭りでは巫女さんの舞が行われたり、新年には狂言奉納などがこちらで行われます。
そして、これらの社殿が並ぶ左手には
長岡稲荷大明神へ続く参道があります。
こちらは明治33年に立てられた
稲荷社になります。
そして、社殿の奥に広がるのが
梅林(ばいりん)です。
天満宮と言えば梅ですよね
菅原道真は大変、梅を愛していた人としても有名です。
梅にまつわる道真の有名な「飛び梅」のエピソードも是非、併せてご覧下さいね。
梅林には約20種類、3000本以上の梅が植えられて。
毎年、3月にはこちらで梅花祭が行われています。
と、いう事で
スケールの広い境内で
春の心地の良い風を受けながら
のんびり過ごす事の出来る長岡天神も
花見にはオススメですよ
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