こんにちは京子です
今日から10月。
そう、ズバリっ
秋です。
もうすっかり夜は寒くなって衣替えですね~。
という事で今回はお久しぶりに
京都の祭りをレポートしたいと思いますっ。
京都の一番早い「秋祭り」と言われ
本日、10月1日に北野天満宮で行われた
こちらの神幸祭に参加してまいりました
さて!
まずはこの「ずいき」って何だ
という事からお話しますと
里芋の茎である「芋苗英(いもずいき)」
コレの事なのですね。
そして、それがどうして祭りになっちゃったのかと言うと
つまり、収穫祭なのです!!!
その芋苗英を使い屋根を覆った神輿(みこし)が作られたのです。
そして、それを巡行するお祭りである事からこの名前が取られました
そして、芋苗英だけでなく
様々な野菜を中心とした食べ物を使いこの「ずいき神輿」は装飾されています。
野菜や、果物、稲麦、草花、海藻、などなどその数、約30種類
もうこれを聞いただけで興味深々ですよね~っ!
そんな、ずいき祭を今日はご紹介します。
さてさて、朝9時半に北野天満宮に行ってみると・・・
ぞろぞろと
神主さんや神官など、神職の方々が拝殿へ入っていきますっ。
境内も、いつもの北野天満宮とは少し様子が違います。
重要文化財でもある三光門の側に出されていたのがっ
「梅鉾」
「松鉾」
これらは
毎月25日に行われる「天神さん」でも出されているものですね
※天神さんというのは北野天満宮の御祭神である「菅原道真」の誕生日6/25やお亡くなりになられた2/25にちなんで毎月25日にここで縁日が開かれているのです。
ちなみに京都では縁日と言えば「天神さんと弘法さん」です。
「弘法さん」というのはちなみに、弘法大師空海の命日である21日に毎月、東寺で行われている縁日の事です。
「弘法さんが晴れやったら天神さんは雨や」
と言って5日程度で京都の天気はころころ変わるんだと言われているんですね。
そして他にも、明治時代を彷彿とさせるような「宮廷馬車」っ
おぉ真っ黒でカッコいい
ボディにはバッチリ北野天満宮の神紋がありますね~
ん?これは・・・・
と近づいてよく見てみると
A long-nosed goblin
・・・天狗を英語に訳してみました(汗)
天狗は人形ですので襲っては来ませんし大丈夫ですよ~。
こちらは「導山」と言うそうです。
ずいき祭りにこれらのものがどう関わってくるのかというと
巡行
そうなんです。
本日はこちら北野天満宮からお旅所へ向けて巡行するのですね
さて、そんなこんなで中をぐるぐる見ていると・・・
あ!!
(・∀・)ノなんとも雅な音色~♪
雅楽によって神事が行われているようですっ
本当は間近で見たかったんですけど、拝殿は残念ながら
立ち入り禁止っ。
我慢強く、外で待つこと45分!
一旦出て来た後、今度は社務所の方へ移動されると
神輿を出す準備に入りますっ
スタッフの方がテキパキと準備を始めて
拝殿の中から出てきたのが・・・
ズン!
ザ・神輿ーっ。
左から「第二鳳輦(だいにほうれん)」「第一鳳輦」「葱華輦(そうかれん)」
さて、ここで
「ずいき祭」の一連の流れを予習しておきましょう~っ
本日1日が神幸祭。
そして4日が還幸祭。
今日は、神輿一団が天満宮からお旅所へと向かい、
そこで4日の還幸祭まで滞在した後
「ずいき神輿」も加わり、再び北野天満宮まで戻るのですね
ちなみにずいき祭の中心であり、
野菜を中心とした約30種類の食物で彩られた「ずいき神輿」は
五穀豊穣(ほうじょう)を願い作られ巡行したのが始まりとされているんですね
さて、ではこれからお旅所に向けて出発するぞー!という事になります。
神幸祭で北野天満宮を出る神輿は先ほど、写真でご紹介した
「梅鉾」「松鉾」「宮廷馬車」「第二鳳輦」「導山」「第二鳳輦」「第一鳳輦」「葱華輦」などが
お旅所へ向かって出て行きまけれども・・・・・
あれ??
「ずいき神輿」は??
・・・っていうか、京子ちゃん!
早くその「ずいき神輿」とやらを見せてよーーーーーーー
(・∀・)ノと思われている方っ。
お待たせしました
写真が多いため、『ずいき祭 ずいき神輿・神幸祭 2010(北野天満宮)』にて「ずいき神輿」をご紹介していますので
是非そちらをご確認くださいね★
そして、ずいき神輿はドコにあるのといいますと
北野天満宮にあるのではなく、
お旅所に飾られていたのですね~っ
そして、神輿たちがお旅所で合流し
めでたく4日の還幸祭で一同そろって巡行を始めます
※神幸祭と還幸祭で合わせてなんと約400人が巡行するんですよ
さて、13時いよいよお旅所に向けて神輿たちが動き出します
巡行の開始です
まずは、第一鳳輦ですね~
そして、葱華輦。
こちらは第二鳳輦!
見物客の様子はどうかというと
外に出てみると
大勢の人っ~
こちらは行列の先頭を歩く獅子舞に頭をかじられている、おチビちゃん
赤と青の獅子舞がいまして、獅子舞は厄払いの口を大きく開けて練り歩いています
頭を噛むのは愛嬌なのでしょう~っ。
お稚児さんや、八乙女など
時代衣装に身を包んだ男の子や女の子も巡行に加わっています
そして、笛担当の方々っ
こちらは宮廷馬車ですね、実際に馬が引いて人が乗ると一気にタイムスリップした気分です
と、そんなこんなで約3時間の巡行を経て・・・
見えてきたーーーっ
北野天満宮のお旅所内にある御輿岡神社に到着しました~
もともと、この辺りに住んでいた人たちが農作物で神輿を作りこの神社に奉納していたみたいなんです。天満宮から神輿が来た時に、ずいき神輿を奉納した事から、ここをお旅所としたのだと思います。
わぁ、夜店まで出てる~。今夜はこのお旅所が賑やかになりそうですね
そしてここで、初めて
野菜を中心とした約30種類の食物で彩られた「ずいき神輿」に
ご対面した京子でした~!!!
こちらに「ずいき神輿」が祀られています。
※「ずいき神輿」に関しては『ずいき祭 ずいき神輿・神幸祭 2010(北野天満宮)』でばっちりご紹介していますので、そちらと合わせてご確認下さいっ。
という事で、「ずいき祭」初日である神幸祭はこれにて終了です。
北野天満宮からやってきた神輿は4日までここに滞在し
そして、いよいよ10月4日には「ずいき祭」還幸祭がどどーんと行われますし
お時間ある方は是非ご参加してみてくださいねっ
そんな北野天満宮の場所はコチラ↓
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