太子山は、真木に
松ではなく杉を立ててるんです
太子山(たいしやま)
その名前から想像出来るとおりの「聖徳太子」が縁なんです~
おやおやおや?
「聖徳太子」と言えば最近、「くじ取り式」の記事でも取り上げた
六角堂ですよね
前懸
「緋羅紗地(ひらしゃじ)に阿房宮(あぼうきゅう)」1999年
秦の始皇帝を描いたものです。
六角堂の記事では触れていなかった、逸話を少しお話ちゃいますよぉ~ん
その前に六角堂が出来た経由は、覚えてますか~
「観音像」が動かなくなったその場所に六角堂を立てたんですよね
でも、お堂を建てるには材料=「木」が必要ですよねん
見送
「波濤(はとう)に飛龍文様錦」2003年
※約350年ぶりに新調されたそうですよ♪
以前は中国で織られた官服をつなぎ合わせた「藍地龍文様」綴錦だとか
そこで聖徳太子は、とある老人に
「この辺りに、観音堂を建てるに相応しい木はないでしょうか?」
と訪ねます。
するとお爺ちゃんは
「この近くに、杉の霊木がありますよ~♪」と教えてくれたそうなんです
なので、冒頭でもご紹介したとおりに
山を象徴する真木も従来は「松」なのにも関わらず
聖徳太子が、杉の霊木で六角堂を作った事に由来して
太子山では、真木は「杉」なんですね
この伝説を題材に作られている太子山
山の上には、少年時代の聖徳太子と杉
そして、ちゃんと小さな「如意輪観音像(にょいりんかんのんぞう)」が祀られているんですよ。
もしかして、杉花粉にご注意!?な太子山の場所はコチラ↓です。
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