船鉾も、くじ取らずで
毎年23番目に巡行し
「出陣の船鉾」
という異名も備えてるんです
船鉾（ふねぼこ）といえば
なんといっても、この「船形」ですよね～
この船鉾
先にご紹介した「出陣の船鉾」という異名と共に
では、なぜ「出陣」や「凱旋」なのかというと･･･
この船鉾のテーマは
新羅出船
「新羅出船」とは？
以前、京子のブログでご紹介した古墳で有名な「応神天皇」の母君こと
「神功皇后」が、夫の急死によりなんと
「妊娠中」
にも関わらず新羅の国（現在の朝鮮）へと出兵し
見事、凱旋を果たして「応神天皇」を出産したといわれています。
えっ！？
戦の最中に、妊娠！！
さらには、出産を延ばす為に
「月延石」、「鎮懐石」と呼ばれる石を当ててさらしを巻き、
さらには、冷やすことによって出産を遅らせたんだそうです
ひょ～え～
そのことから、神功皇后を御神体に掲げる船鉾は、
「岩田帯（いわたおび）」とよばれる紅白の絹二筋と白木綿の帯を巻いて巡行し、
巡行後に、安産祈願の御腹帯として授与されるそうですよ
漆塗青貝螺鈿の『大舵』。
狩野派鶴澤探泉下絵の精巧明快な傑作。
ちなみに、
船の先「舳先（へさき）」にある鳥は、
「金の鶏」ではなく、
「金色の鷁（げき）」とよばれる想像上の鳥なんですって。
お迎え提灯の時は、「鷺（さぎ）」
船鉾は、「鷁（げき）」です
そんな軍船らしく壮大で秀麗な船鉾の場所はコチラ↓
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