全32基の中では「くじ取らず」により毎年最後に巡行する
こちらは南観音山(みなみかんのんやま)です
北観音山が「上り観音山」と呼ばれ
この南観音山は「下り観音山」と呼ばれているんですね。
応仁の乱の時代から明治時代までは
隣町の北観音山と
なんと1年交代に出されていたというから
もう2つで1つの鉾ともいえますよね。
四本足のこれは麒麟!?
南観音山の水引(側面、胴懸の上部分)は「飛天奏楽」
見送りにもこれと同じような龍が描かれています。
言うなれば、ふたつは・・・
ニコイチ
まるで、夫婦のような関係ですね。
それもそのはず、
宵山の深夜には、観音様を台座に縛りつけ神輿を揺らしながら
保存会のある町内を3周する
「あばれ観音」が有名で
・・・どうして暴れさせるの??といいますと
「暴れさせることで北観音山の観音さまへの恋心を冷めさせる」
という、とっても
ロマンチックな諸説があるようです。
そんな南観音山の場所はコチラ↓
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