一足先にG.W.に突入した京子がすることと言えば!!
ずばり
古都京都の史跡神社仏閣巡りです
今のうちに沢山回れるといいな
そんな中、今回訪れたターゲットは
こちら
城南宮にて
4/29に行われました
「曲水の宴」
です。
城南宮については、以前ご紹介しました~
お昼から開始だったので
朝はゆっくり起きて余裕を持って訪れたのですが…
駄目でしたorz
侮りがたし祭事!!
私が会場についた時には、既に人でいーっぱい
本日に限り無料とのことだでしたので
もしかしらその影響が多分にあるのかも知れません
お祭そのものは、平安時代の貴族が楽しんだ歌遊びなんだそうです
場所は、城南宮のお庭
な ん で す が
城南宮には、「室町の庭園」、「桃山の庭園」もあり
曲水の宴は、「平安の庭園」で行われました。
宴は、木漏れ日が射し込み曲りくねった川[遣水(やりみず)というそうです]に
狩衣(かりぎぬ)、小袿(こうちき)といった
平安時代の貴族衣装を身にまとった歌人7名が現れます
男性の狩衣に、立烏帽子をまとった様は
まさに、「麻呂は麻呂は♪」と言いそうな雰囲気です
逆に、女性の小袿は「あれ?12単?」と思わずおもいそうな衣装でした
流石は、貴族の準正装の上着ですね
そして、それぞれが「歌題」を確認し遣水のほとりに移動します
ついに、宴のスタート
かと思ったのですが
その前に、白拍子の舞が笛の音色と、生唄で行われました
京子には難しすぎて、何を歌っていたのかわからなかったです(><
ついについに、曲水の宴のメインイベントが始まります。
なんと、墨をするところから始められていました!!
こってます
こういう所大好きです
各々が墨を擦り準備が整った所で
川上に控えた水干(すいかん)と呼ばれる姿の童子が
杯にお神酒を注ぎ、
羽觴(うしょう)と呼ばれるおしどりの姿を象ったものらしいのですが
京子にはどうしても、よく赤ちゃんがお風呂場で遊んでいるおもちゃの
「アヒル」
にしか見えませんでした
その背にお酒の入った盃を流します。
すると
歌人は、盃が自分の所に流れてくるまでに
今年のお題(歌題)にあった和歌を短冊に書きます
そして、目の前を流れる羽觴を取り上げ、
真昼間からお酒を
「あぁ~、最高!こんないい景色の中で
皆に注目されながら
真っ昼間から堂々と酒が飲める♪」
と、思っていることでしょう
行事も、一見流れて来るまでに和歌を詠むので忙しそうに思うのですが
非常にゆっくりとした時間が流れていました
さすがは、貴族の宴です
そもそもの起源は、
遥か遠くの中国古代、周公の時代に始まり
日本では、顕宗天皇(けんぞうてんのう)に
天皇のお出ましを仰いで行われたと
「日本書紀」
に記されているんですって~
でもでもでも、
一度は、宮中でも途絶えがちになったそうなんですが
かの有名な 藤原 道長 や藤原師通などの貴族が復興させていったらしいです。
現在の城南宮で行われている羽觴は、御所の杉戸絵を元にしているんだそうです。
流石は、貴族の中の貴族こと
藤原 道長ですね
今で言う平等院に住んでいたのは伊達じゃないと思います
道長が詠んだ有名な歌で
「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」
現代的には、
「満月に欠けた所がないように、この世は我が輩の世である。」
まさにジャイアニズム
ビバ、ジャイアン!
になるのでしょうか?
また平等院に行ったときに詳しくレポートしますね
ではでは、皆々様G.W.でお出かけされるかたも多々おられることと思いますが、
道中お気をつけ下さいね
本日の、城南宮の場所はこっち↓
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