2012-10-05 | |
テーマ:祭り・イベント |
例大祭 宵々宮 神幸祭(久世神社)
こんにちは京子です
今回ご紹介するのは
京都の南部に位置する城陽市の
久世神社(くせじんじゃ)で10月5日に行われた・・・
例大祭 宵々宮 神幸祭(れいたいさい よいよいみや しんこうさい)です
7日に行われる例大祭に先立ち
5日、6日の両宵宮において
久世神社の祭神を御旅所(おたびしょ・祭神が2日間安置される場所)に移し
迎火として大篝火(おおかがりび)が献上されます
本殿になります。
久世神社についても簡単にご説明しますと
旧久世村の産土神(うぶすながみ)として建立された神社で
祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)です。
伝承によれば、この地は
日本武尊が白鷺(しらさぎ)となり
留まった場所と言われ
『鷺坂山(さぎさかやま)』と名付けられました
ちなみに
この地を度々訪問していた
柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ・飛鳥時代の歌人で三十六歌仙の1人)が
鷺坂山の事を詠った句も残されて
万葉集に収められています
では例大祭 宵々宮 神幸祭の様子をレポートしたいと思います
17時から
2人の神職と裃姿(かみしもすがた)の氏子町の方々が本殿前に集合し
神事が行われます。
宵々宮では
御祭神が御旅所へと移動しますが
神輿ではなく『唐櫃(からひつ)』に乗って移動するんですね
お祓いや祝詞(のりと)奏上の後
唐櫃に御霊が移され
18時に久世神社を出発します
大篝火の火種に使われる御神火です。この火を提灯に移します
唐櫃は氏子町の子供達により運ばれます。
御旅所は西に500メートルほど行った
来迎院の向かいに位置します。
行列の先頭は消防団員が歩きます。続いて天狗の面や太鼓などが並び、その後『唐櫃』が続きます。
約20分ほどで御旅所に行列が到着します。
消防団の方が先に入り
大篝火を焚くんですよ
一瞬にして大篝火が
御旅所一帯を包みますっ
近くに民家もある為、放水し
火の大きさを調整しながら炊き上げられました。
唐櫃は御旅所内に安置されます。
大篝火の火を使い、献灯されていました。
この大篝火は
午前2時まで焚かれるそうで
明日の宵宮でも、また大篝火が焚かれるみたいです。
明日は屋台も並ぶそうですので
お時間のある方は行かれてみてはいかがでしょうか?
また、7日の例大祭では、御旅所にて祝詞が奏上され
祭神を乗せた唐櫃が再び
久世神社へと帰ります
そんな例大祭 宵々宮が行われた久世神社と御旅所の場所はコチラ↓
より大きな地図で 久世神社 例大祭 を表示
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