2023-04-20 | |
テーマ:花 |
関連:上御霊神社 / 御霊祭 還幸祭 2010(上御霊神社) / 御霊祭 還幸祭(上御霊神社) / |
上御霊神社の一初(イチハツ)
今回ご紹介するのは
京都市上京区(かみぎょうく)にある
上御霊神社(かみごりょうじんじゃ)の
一初(いちはつ)です。
上御霊神社は、正式名称を
御霊神社(ごりょうじんじゃ)といいます。
794年(延暦13年)に
桓武天皇(かんむてんのう:第50代天皇)の勅願で
王城守護の神として早良親王(さわらしんのう)を
お祀りしたのが始まりなんですね。
一初という名のアヤメ科の花が境内南側の
玉垣内に集中して咲く名所としても知られています。
見頃は、例年4月下旬から5月上旬とのことです。
ちなみに一初の名前は、アヤメ科の中で
一番初めに咲くことからなんだそうで
『逸初』、『一八』とも書くそうですよ。
もともと上御霊神社には
杜若(カキツバタ)が自生していたそうなんですけれど
いつの頃からか湿地が乾燥してしまい
湿地でしか育たない杜若は枯れてしまったそうです。
その後、氏子の方たちで作る『いちはつの会』が
杜若に似ていて、乾燥にも強い
一初を植えたというわけです。
こちらが玉垣内に咲く一初です。
紫の花が一面に咲いて美しいです。
境内には他にも、ちょっとだけ
咲いている場所もあります。
福寿稲荷神社と一緒に
写真を撮ることができました。
ということで、今回は上御霊神社の一初を
ご紹介しました。上御霊神社の場所はコチラ↓
雑談掲示板 新着
Copyright(c)2024 All rights reserved.