今回ご紹介するのは

京都市下京区にある

林万昌堂(はやしまんしょうどう)の


甘栗(あまぐり)

甘栗(あまぐり)です!


食欲の秋とは良く言ったもので

秋は美味しいものが

たっくさんある季節ですよね


ちなみに栗は
日本では縄文時代(じょうもんじだい)から
食べられていたそうで
平安時代には、大臣に就任した際の
就任儀式の宴会である
大臣大饗(だいじんのだいきょう)で
朝廷から甘栗
甘栗使(そあまぐりのつかい)によって
届けられていたそうです


皆さんも焼きたての甘栗

おなかの部分を親指の爪を入れて

ピキっとひび割れさせ

そこからパカっと皮を剥いて

栗を食べた経験があるのではないでしょうか


林万昌堂本店

林万昌堂本店


そんな秋の味覚の代表格の1つ
『栗』を使った甘栗の老舗
『林万昌堂』は1874年(明治7年)に
創業を開始したお店で
四条通り沿いに本店があります!


甘栗は、大正時代に入ってから

作られるようになったそうで

それ以来『京の甘栗屋』として

知られているんですね~


林万昌堂の看板

林万昌堂の看板


お店の中は

染殿院(そめどのいん)へと通じていますので

通られた方もいるのではないでしょうか


染殿院

染殿院


ちなみに皆さんご存知の甘栗
実は中国で作られた栗でしか
作れない事をご存知ですか~


甘栗に適した

渋皮が簡単にツルっとめくれ

小さくても甘みが詰ったものは

寒暖の差が大きく

ミネラルの豊富な中国の土地でしか

育たないというんですね


他の地域では

大きく見栄えの良い栗は作れるそうですけれど

甘栗に使えるような栗は

作る事が出来ないんですね


そして、その中国の栗の中でも
最高品質のものとされているのが
中国河川省(かせんしょう)の
『板栗(ばんりつ)』といわれています


現在、日本で販売が認められているのは

林万昌堂を含め5社しかないそうですよ


林万昌堂の甘栗の包装

林万昌堂の甘栗の包装


林万昌堂では、この貴重な栗の事を
『河北栗子(かほくりつ)』と呼び
林万昌堂の甘栗には
全て河北栗子を使っているそうです!


ちなみに甘栗と言えば

天津甘栗(てんしんあまぐり)を

想像される方も多いと思いますけれど

これは中国全土で取れた栗を

海外へ出荷する際

天津港が海外出荷拠点であった事から

天津甘栗と呼ばれるようになったそうです


けれど天津港に集まってきた全ての栗が

河川省のものとは限りませんので

天津甘栗と一口にいっても

いろいろなものがあるというワケですね


林万昌堂の甘栗の袋とお手富貴(おてふき)

林万昌堂の甘栗の袋とお手富貴(おてふき)


それでは、実際に袋を開けて

林万昌堂の甘栗を食べてみると・・・


林万昌堂の甘栗

林万昌堂の甘栗


口の中に香ばしい香りが広がり
甘すぎない甘みが程よくて
とっても美味しい


甘栗を割った様子

甘栗を割った様子


食べた方ならわかると思いますけれど

食べ始めると、あれよあれよと

手が止まらなくなる美味しさなんです


もう何個でも食べれてしまうと

いった感じでしょうか


しかも林万昌堂の甘栗
添加物を一切使っていないそうですので
安心感もあるんですよ♪


そんな林万昌堂の甘栗

本店以外でもJR京都伊勢丹や

大丸の中でも買えますので

お近くにきた際には

是非味わってみてくださいね~


という事で今回は

林万昌堂の甘栗をご紹介しました!


林万昌堂の本店の場所はコチラ↓

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