今回ご紹介するのは
京都市伏見区の深草(ふかくさ)にある
きつね煎餅の元祖といわれる総本家いなりやの
きつね煎餅(きつねせんべい)です!
いなりやは
1918年(大正7年)から
岐阜市内で大垣煎餅を作り売っていた
初代の郷 龍蔵が昭和の初め頃に
伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)に
参拝した際、稲荷山の美しさと
参拝客で賑わう参道に心引かれて今の場所に
お店を構えたのが始まりなんだそうです
伏見稲荷大社を訪れた事がある方は
目にした事があるかと思いますけれど
門前のお店が建ち並び参拝客で賑わっている
あの場所の一角にお店があるんですね
総本家いなりや
お店を構えた当時は
伏見稲荷大社のお土産らしいものが
少なかった事から
岐阜で作っていた赤味噌の煎餅を
京都らしく白味噌に変えて
誕生したのが、きつね煎餅なんだそうです
そして、総本家いなりやのきつね煎餅は
当然、伏見稲荷大社の名物菓子として
広く知られています
伏見稲荷神社
ちなみに伏見稲荷大社の神使は
皆さんご存知の『狐』ですよね♪
伏見稲荷神社の狛狐
当然、いなり煎餅も
狐の形をしているというワケです
こちらがいなり煎餅です。
きつね煎餅の包装
狐の顔を立体的に表現し
まるで狐のお面のようになっています!
小さな子供なら
お面として遊んだり出来るくらいの
大きさなんですよ
いなり煎餅
原材料を見ると
小麦粉、砂糖、白味噌、胡麻(ごま)と書かれ
余分な添加物等は一切入っていないみたいです
この材料を水で練って
キツネの面の型で1枚1枚
丁寧に手で焼いているんですね~♪
出来上がったばかりのいなり煎餅は
こんがりと香ばしい香りがしますよ
さて、そんなきつね煎餅を食べてみると・・・
昔なつかしの素朴な味がして
とっても美味しいんです!
また、意外に厚みがあって
食べ応えのあるお煎餅と
なっているんですね
伏見稲荷大社を訪れた際には
お土産にいなり煎餅はいかがでしょうか♪
ちなみに営業時間は8時半~17時半で
毎月1日と祝日を除く金曜日が定休日と
なっているようですので
訪れる際には注意して下さいね
きつね煎餅の元祖といわれる
総本家いなりやの場所はコチラ↓