今回ご紹介するのは
京都市西京区にある
松尾大社(まつのをたいしゃ)で行われた
七夕まつり(たなばたまつり)です!
松尾大社の七夕まつりは
毎年7月7日の七夕の日に合わせて行われ
本殿前には、願い事の書かれた
短冊を取り付けた笹竹が掲げられます
また、お祭では
神事の他に奉納イベントも行われるんですね~
七夕は、7月7日の五節句の1つである
『七夕(しちせき)』にあたり
日本では、願い事の書いた短冊を笹竹に飾って
星に祈りを捧げる日でもあります
笹竹
もともと日本ではお盆の前に
棚機(たなばた)と呼ばれる
祖先の為に捧げる絹等を織る
禊(みそぎ)の行事が行なわれていたそうで
奈良時代に中国から
五節句の行事がもたらされると
日本の伝統と中国の伝統が混ざり合って
次第に現在の日本の七夕の形が
出来上がったとされているんですね
それでは早速レポートしていきましょう
午後18時頃に松尾大社に到着すると
境内には、お祭が始まるのを
心待ちにしている参拝者の方が多数いました
七夕という事もあって
小さなお子さんがたくさんいる感じです
そして午後18時半になると
祭典の始まりを告げる太鼓が打ち鳴らされ
神職の方達が拝殿に出てこられます
まずは神様をお迎えするにあたって
罪穢れを祓う修祓(しゅばつ)を行うんですね
修祓
神様は罪や穢れがお嫌いだからですよ~!
続いて神様への供物である
神饌(しんせん)が供えられ
祝詞(のりと)が奏上されます
次に清祓の儀(きよはらえのぎ)といって
本殿前の左右に設置された
3本の笹竹を清めます
清祓の儀
笹竹は7月1日から本殿前に飾られ
好きな色の短冊に願い事を書いて
取り付ける事が出来るんですね~
短冊
ちなみに七夕は
アジアの国々で行われているんですけれど
笹竹に短冊を飾るのは
日本だけのもののようですよ!
※江戸時代から始まったものなんだそうです。
続いて拝殿では、巫女さんによる神楽
『豊栄の舞(とよさかのまい)』が奉納されます!
豊栄の舞
豊栄の舞は、扇や鈴では無く
榊(さかき)や季節の花を
右手に持って舞うのが特徴なんですね
巫女さんによる神楽の奉納に続いて
玉串を持って拝礼する
玉串奉奠(たまぐしほうてん)が行われ
その後、宮司一拝をして
お祭が無事にお納めされました
そして神事に続いて行われるのが
クラーク記念国際高等学校京都校による
奉納演奏です
クラーク記念国際高等学校京都校による奉納演奏
毎年、七夕まつりに奉納演奏しているみたいで
今年は、「ようかい体操第一」等
子供達が大喜びする楽曲が演奏されていましたよ~♪
子供達は演奏が始まった途端に
拝殿前まで出ていき
一緒に歌ったり踊ったりしていました
約1時間程、奉納演奏が行われ
本来であればこの後、境内に流れる川で
『七夕ゆめ灯籠流し』が
行われる予定だったんですけれど…
残念な事に今年(2015年)は
雨の影響で中止となってしまいました
梅雨の時期ですから仕方の無い事ですよね。
七夕ゆめ灯籠流しは、また来年までお預けです
清祓や豊栄の舞の様子は動画でご覧ください。
という事で今回は、松尾大社で行われた
七夕まつりをご紹介しました~
松尾大社の場所はコチラ↓