今回ご紹介するのは
京都市西京区の西川島にある
三宮神社(さんのみやじんじゃ)です!
実は、三宮という名前の神社は
京都市内にいくつもあって
西京区だけでも複数あるんですね
かつてあった社格制度では
その地域で有力な神社を一宮(いちのみや)とし
続いて二宮、三宮と続いたそうです
いくつもある三宮神社なんですけれど
今回ご紹介するのは西京区の川島玉頭町
(かわしまたまがしらちょう)のものです!
近くには革嶋春日神社
(かわしまかすがじんじゃ)があるエリアですよ
神社の由緒書によれば
川島玉頭町の三宮神社は
約1200年前の天長年間(てんちょう:824~834年)に
御祭神である鵜鵜草葺不合尊
(うがやふきあえずのみこと)をお祀りし
地域の氏神にした事に始まるそうです
それでは早速、中に入っていきましょう
こちらの鳥居をくぐって
まっすぐ行きますと舞殿があります
その舞殿の先に拝殿があるんですね
奥には冒頭でも触れました
鵜鵜草葺不合尊をお祀りしている
本殿があります
ちなみに本殿は
1969年(昭和44年)11月3日に
造営されたものなんだそうです
ここで御祭神である
鵜鵜草葺不合尊についても簡単にご紹介しますと・・・
鵜鵜草葺不合尊は
初代天皇の神武天皇(じんむてんのう)の
お父さんなんですね
名前の由来は・・・
母神である豊玉姫神(とよたまひめ)が
急に産気付いたので、鵜(う)の羽根を使って
急いで産屋を作っていたそうなんです
けれど、その産屋の屋根が
葺き終わる前に産まれてきちゃったんですね
それで、鵜草葺不合・・・
となったみたいですよ
…そのままのネーミングだったんですね
そんな鵜鵜草葺不合尊は
農業や漁業の守護神とされています
拝殿の横には
岩神大明神(いわがみだいみょうじん)を
お祀りする岩神大明神社
白山姫大神(しらやまひめのおおかみ)を
お祀りする白山神社がありました
三宮神社の境内は
この辺りの神社の中ではかなり広い方で
遊具等があり地元の方の
憩いの場になっている印象でしたよ~
そんな川島玉頭町にある
三宮神社の場所はコチラ↓