今回ご紹介するのは

京都市西京区にある法輪寺(ほうりんじ)の

鎮守社である電電宮(でんでんぐう)で行われた


電電宮大祭(でんでんぐうたいさい)

電電宮大祭(でんでんぐうたいさい)です!


電電宮は、十三まいりで知られる

法輪寺(ほうりんじ)の境内にある

雷・稲妻の神様『電電明神』

お祀りしている社なんですよ

※十三まいりとは、数え年13歳になる子供が、知恵を授かる為に法輪寺をお参りをする慣わしの事です。


法輪寺

法輪寺


電電明神をお祀りしている事から
家電、IT、通信、テレビ局等
電気や電波を使う人達から
篤く崇敬されています


こちらは電電宮の維持を行っている

法輪寺電電宮護持会の

会員の方々の名前が書かれたものです


法輪寺電電宮護持会の会員名が書かれたもの

ちょっと見ただけでも

パナソニック、日本放送協会

関西電力、毎日放送、朝日放送

ソフトバンク、KDDI、デンソー・・・と

誰もが知っている企業名がズラリ


電電宮

電電宮


さて、そんな電電宮で行われる電電宮大祭は
参列者の電気関係企業の方を中心に
電波や放送に貢献・功績のあった人等を讃え
また、電気関係企業の更なる発展等を
祈願するというものなんですよ


それでは早速、レポートしていきましょう

※写真は、2012年、2013年のものです。


午前10時30分頃に法輪寺境内を訪れると

法要が行われる準備が整っていました!


しばらくすると法輪寺のお坊さん達が

法要の為に電電宮のお社に来られます


法輪寺のお坊さん

法要では祭文を読み上げ、ご焼香をします。


電電宮での法要

電電宮での法要の様子


そして電電宮での法要の後
法輪寺の山門をくぐった右手にある
電電塔(でんでんとう)の前に移動をし
そちらでも法要が行われるんですね!


電電塔

電電塔


法輪寺を訪れた事が無いと

位置関係がわかりづらいと思いますので

簡単にご紹介しますと…


山門から本堂前の広場まで

ほぼ一直線に大階段が続いていて

山門を潜ってから最初にあるのが電電塔です


続いて電電宮、そして法輪寺の本堂が見えてきます。

※山門から本堂までは約100m程です。


ちなみに電電塔は、電気研究者のエジソンと
電波研究者のヘルツの功績を讃えると共に
電気・電波の発展に貢献してきた人の霊を慰める為、1956年(昭和31年)に建てられたものなんですね


まずは、電電宮と同じように

祭文が読み上げられ


祭文が読み上げられる様子

次に電電塔では代表者による

慰霊文が読み上げられます。


その後、季節の花である
『菖蒲(しょうぶ)』の花を
参列者全員が1本づつお供えして
電電宮大祭は無事に
お納められました


菖蒲(しょうぶ)の供花

菖蒲(しょうぶ)の供花


※お祭の後、参列者の方は会食されるそうです。


法輪寺の大階段

ネット社会と言われるようになり

私達の生活も随分便利になったと思うんですけれど

それって電気があるからこその生活ですよね


パソコンやスマートフォンは

ほとんどの人がお世話になっていると思うんですけれど

たまには日頃の稼働に感謝して

電電宮の神様をお参りに行くのも良いかもしれません


ご興味のある方は

来年、電電宮大祭に行ってみてはいかがでしょうか

※余談ですけれど法輪寺では『microSDカードタイプのお守り』があります!


そんな電電宮大祭が行われた

電電宮のある法輪寺の場所はコチラ↓

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