本日ご紹介するのは
京都市中京区にある
六角堂(ろっかくどう)で行われている
六角堂夜の特別拝観
-六角堂といけばな作品ライトアップ-です!
この六角堂の特別拝観は
2012年(平成24年)に始まったもので
今年で4回目なんですね
そして六角堂と言えば
いけばな発祥の地ですから
やっぱりいけばなを思い浮かべますよね~
この夜の特別拝観では
六角堂の山門、本堂、池等の
境内のあちこちにいけばなが飾られて
ライトアップされているんですよ!
ちなみにいけばなは
室町時代中期に成立したといわれ
六角堂の第12代住職
池坊専慶(いけのぼうせんけい)が
行なっていた供華が起源なんだそうです
それでは早速、中に入っていきましょう
山門前にもいけばなが飾られています!
そして山門をくぐると
目の前にはライトアップされた本堂があるんですね
本堂までの参道には
行灯が配置されていて
こちらもまたいい雰囲気ですよね
本堂にはご本尊である
如意輪観音像が安置されているそうです
本堂裏のいけばな
ここで六角堂について少しご紹介しますと・・・
六角堂は
正式名称を頂法寺(ちょうほうじ)という
天台宗系の単立寺院で山号を紫雲山と言います
587年(用明天皇2年)に
聖徳太子(しょうとくたいし)が
小野妹子(おののいもこ)と共に
大阪に四天王寺を建立する際に
木材を求めて立ち寄った場所と
いわれているんですね。
夜桜と太子堂
そしてこの時にお堂が建つわけですけれど
どうしてお堂が建つ事になったかといいますと・・・
ある時、聖徳太子が池で沐浴(もくよく)をする為
念持仏の如意輪観音像を
木に立て掛けておいたんだそうです。
その後、如意輪観音像を動かそうとするんですけれど
どういうわけか動かなかったんですね
その夜
聖徳太子の夢枕に観音像が現れ
「この地にとどまって多くのものを救いたい」
といわれたんだそうです
この事から聖徳太子は
この地に六角のお堂を造り
如意輪観音像を安置したんだそうですよ。
そしてこれが六角堂の始まりとされています♪
こちらは写真左に池坊32世の
池坊専好(いけのぼうせんこう)の立花と
いけばな、そして写真右に太子堂が写っています♪
いけばなとライトアップで
幻想的な雰囲気になっていますよね
そして最後にご紹介するのが、こちら!
六角堂で人気の
『鳩みくじ』なんですけれど
この期間だけの限定!
ピンク色の鳩みくじなんですね~
というワケで今回は
六角堂の夜の特別拝観をご紹介しました♪
六角堂の夜の特別拝観は
4月10日から12日までですので
連休を利用して訪れてみて下さいね
そんな六角堂夜の特別拝観が行われている
六角堂の場所はコチラ↓