本日は京都検定の対策となりそうな問題を
作成してみました。
気軽に挑戦してみてください♪
では1問目です。
【問題】
西本願寺には現存最古の能舞台があるが国宝に指定されているのはどれか。
ア.北能舞台
イ.東能舞台
ウ.南能舞台
エ.西能舞台
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
ア.北能舞台
北能舞台は
1581年(天正9年)に建てられた
能舞台なんですよ。
※ちなみに東と西の能舞台はなく、南能舞台は重要文化財に指定されています。
春に行われる法要でのみ
一般に公開されます
ちなみに世界遺産として有名な
西本願寺は浄土真宗本願寺派の本山で
正式名称を本願寺と言います
続いて2問目です。
【問題】
松尾大社の境外摂社で安産のご利益があるといわれる月延石(つきのべいし)がある神社はどこか。
ア.月読神社(つきよみじんじゃ)
イ.櫟谷神社(いちたにじんじゃ)
ウ.宗像神社(むなかたじんじゃ)
エ.三宮神社(さんのみやじんじゃ)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
ア.月読神社
月延石は
神功皇后がこの石でお腹を撫でて
安産だった事から安産石とも
呼ばれています
月読神社は
松尾大社から南へ歩いて10分程の場所にある社で
祭神に月読尊(つきよみのみこと)を祀っているんですよ。
※月讀尊はその名の通り、月を神格化した神様です。古事記において、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の右目から生まれた神様と言われ、太陽神である天照大神(あまてらすおおみかみ)とは姉妹になります。
ちなみに高皇産霊神(たかみむすびのかみ)を祀る
数少ない神社でもあります
※詳しくは、月読神社(松尾)の記事をご覧下さい。
引き続いて3問目です。
【問題】
江戸時代、公文書の書体となった御家流(おいえりゅう)。その御家流発祥の寺院といわれるのはどこか。
ア.青蓮院(しょうれんいん)
イ.三千院(さんぜんいん)
ウ.妙法院(みょうほういん)
エ.曼殊院(まんしゅいん)
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
ア.青蓮院
青蓮院は
天台宗総本山である比叡山延暦寺の三門跡の1つであり
京都五箇室門跡の1つに数えられている門跡寺院です。
※門跡寺院とは皇族や摂家が出家するお寺をそう呼びます。
御家流は
名筆家として知られている
十七代門主『尊円法親王(そんえんほうしんのう)』の書風
『青蓮院流』が源流といわれているんですね
※尊円法親王は伏見天皇(ふしみてんのう・第92代天皇)の第6皇子です。
ちなみに選択肢の
三門跡の1つに数えられ
『エ.曼殊院』は
五門跡の1つに数えられています。
※詳しくは、天台宗五門跡の記事をご覧ください。
では4問目の問題です。
最後の問題は選択肢ではありません。
ズバリでお答え下さい!
【問題】
胎内に絹の五臓六腑が入っていた事でも有名な清凉寺の本尊・釈迦如来立像を持ち帰ったのは誰か。
答えは↓にスクロールして下さい。
シンキングタイム★
・・・
・・・
・・
では、答えですっ。
【答え】
奝然(ちょうねん)
奝然は
平安時代後期の
東大寺の僧です。
983年(永観元年)に宋へ渡り
986年(寛和2年)に帰国したといわれています。
清凉寺式ともいわれる釈迦如来立像は
奝然が宋で模刻(もこく・原本どおりに彫ること)したもので
胎内の物も含めて
国宝に指定されているんですよ
※詳しくは、嵯峨釈迦堂(清凉寺)の記事をご覧ください。
という事で本日も4問出題させていただきました。
皆さんは何問正解されましたか?