今回ご紹介するのは・・・
首途八幡宮(かどではちまんぐう)で行われた
首途八幡宮例大祭です!
まずは首途八幡宮について
簡単にご紹介しますね
京都市上京区にあり
御祭神に
誉田別尊(ほんだわけのみこと)
比咩大神(ひめおおかみ)
息長帯姫尊(おさながたらしひめのみこと)を祀っている
神社なんです
※誉田別尊は第15代天皇である応神天皇の事で、息長帯姫尊は応神天皇の母である神功皇后の事です。
もともとは内野八幡宮(うちのはちまんぐう)と
呼ばれていたんだそうですよ。
内野八幡宮が
首途八幡宮と呼ばれる理由は
牛若丸(うしわかまる)こと
源義経(みなもとのよしつね)にあります
1174年(承安4年)
義経が奥州平泉(おうしゅうひらいずみ)の
藤原秀衡(ふじわらのひでひら)のもとに行く際に
奥州の金を京都で売る商売をしていた
金売吉次(かねうりきちじ)という男に
道案内を頼むんですね。
※秀衡は奥州藤原氏の3代目当主で、奥州平泉の全盛期を築いた人物です。
その金売吉次の屋敷があったこの場所で
義経は道中の安全を祈願して
出発したことから
首途八幡宮と呼ばれるようになったんだそうですよ
参道途中にある石碑。
ちなみに首途とは
出発という意味があるんですね~
※源義経について詳しくは、源義経ゆかりの地巡りの記事をご覧ください。
そんな義経ゆかりの
首途八幡宮で行われる
首途八幡宮例大祭を今回はご紹介しますね
ちなみに例大祭(例祭)というのは
神社の中でもっとも重要なお祭の事なんですよ
では早速レポートしていきましょう♪
11時頃に到着すると
境内にはすでに祭に参加する方が
集まっていました。
例大祭は本殿で行われます。
その後、お祓いをし
宮司による祝詞(のりと)が奏上されます。
祝詞の内容は
家族繁栄等を祈願しているんだそうです
その後、鈴の音によるお祓いである
鈴祓いが行われましたよ。
こうする事によって
厄災を祓ってくれるというわけなんですね~
その後、玉串奉奠(たまぐしほうてん)等が行われ
首途八幡宮例大祭はお開きとなります
またお昼正午からは
神楽奉奏(かぐらほうそう)も行われ
厄除け、開運、金運、地元繁栄を
祈願してくれます。
ちなみにこちらは
首途八幡宮例大祭の日と
その前日の宵宮の日だけ境内で売られている
『金守り』です!
金運や開運のご利益があるそうです
西陣織の佐賀錦で作られていて
紐の部分には小判と鈴が付いていましたよ♪
実は、この金守り
1つ1つが手作りで
柄が全て違うそうです
そんなお手製のお守りが売られている
首途八幡宮例大祭が行われた
首途八幡宮の場所はコチラ↓
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