こんにちは京子です♪
今回は一初(イチハツ)の名所をご紹介したいと思います。
名前の由来はアヤメ科の中で
一番初めに咲くことからなんだそうで
『逸初』『一八』とも書くそうですよ
また、雄しべの花柱は
鳶(とび)が木に止まり
羽を休めている様子に見える事から
鳶尾草(トビオグサ)とも言われています。
さらには子安草(コヤスグサ)と呼ばれる事もあるんだそうです
一初は、昔から大風を防ぐと信じられ
かやぶき屋根の上に植えられていたそうです。
同じアヤメ科の植物には
杜若(かきつばた)や菖蒲(しょうぶ)があり
一初の見分け方として
白色でもじゃもじゃしたトサカのようなものがあれば
それは一初で間違いありません
では早速ご紹介していきましょう♪
例年の見ごろ:4月下旬~5月上旬
上御霊神社の一初は
境内を囲む玉垣内の南側に集中しています。
もともと上御霊神社には杜若(カキツバタ)が
自生していたそうなんですけれど
いつの頃からか湿地が乾燥してしまい
湿地でしか育たない杜若は枯れてしまったそうです。
その後、地元住民が杜若に似ていて
乾燥にも強い一初を植えたんだそうですよ
例年の見ごろ:5月上旬
得浄明院の一初は
境内の本堂前でたくさん見る事が出来ます。
通常非公開のお寺ですけれど
毎年、一初の見ごろに合わせ
特別公開されているんですね
一初(イチハツ・アヤメ科の花)観賞会と
『戒壇めぐり(かいだんめぐり)』が行われ
公開最終日には式包丁の奉納もあるんですよ。
例年の見ごろ:5月上旬
平野神社の一初は
稲荷社の前や桜苑で
たくさん見ることが出来るんですよ。
桜で有名な平野神社ですけれど
実は、境内にはさまざまな花が植えられているんですね
その中の1つが一初というわけなんです。
という事で今回は一初の名所をご紹介しました♪
この他にもこんなところがある!と知っている人は
どしどしコメントして教えて下さいね。