今回は葵祭(あおいまつり)に関連する
主なイベントを書き出してみました
江戸時代までは『賀茂祭』と呼ばれていました。
紫式部の『源氏物語』や清少納言の『枕草子』にも登場する
日本最古の祭で、平安時代において『祭』と言えば
賀茂祭の事を意味していたんですね
ちなみに、記載されている日程・時間はあくまでも目安です。
天候や準備などによって、前後する可能性がありますので
ご了承下さい。
■5月1日-競馬足汰式(かもくらべうまあしそろえしき)
場所-上賀茂神社 時間-13:00
5日に行われる賀茂競馬(かもくらべうま)に先立ち行われる神事で
当日出場する馬を本番同様のコースで試走させながら
馬の優劣を判断し組み合わせを決定するものなんですね
※詳しくは賀茂競馬足汰式 2012(上賀茂神社)の記事をご覧下さい。
■5月3日-流鏑馬神事(やぶさめしんじ)
場所-下鴨神社 時間-14:00
糺の森にて行われる流鏑馬神事は
全長にして約400メートルの馬場の上を
騎乗して一気に駆け抜け
3つの的を次々と射るもので
葵祭で歩く道を清める神事なんです。
※詳しくは流鏑馬神事 2011(下鴨神社)の記事をご覧下さい。
■5月4日-斎王代以下女人列御禊の儀(さいおうだいいかにょにんれつぎょけいのぎ)
上賀茂神社・奈良の小川
下鴨神社・御手洗池(みたらしいけ)
場所-上賀茂神社・下鴨神社が隔年で交互に行われます 時間-10:00
葵祭の主役と言える
十二単に身を包んだ斎王代(さいおうだい)が
約50名の女性(女人列)と供に
禊(みそぎ)を行い身を清める神事です。
上賀茂神社、下賀茂神社が隔年交代で行っています
※詳しくは斎王代以下女人列御禊の儀 2012(上賀茂神社)、斎王代以下女人列御禊の儀 2013(下鴨神社)の記事をご覧下さい。
■5月5日-歩射神事(ぶしゃしんじ)
場所-下鴨神社 時間-11:00
葵祭で行列が歩く道を弓矢で清め安全を祈願する神事で
起源は平安時代、宮中で行われていた
『射礼の儀(じゃらいのぎ)』と言われています。
※詳しくは歩射神事 2013(下鴨神社)の記事をご覧下さい。
■5月5日-賀茂競馬(かもくらべうま)
場所-上賀茂神社 時間-14:00
古式競馬発祥の地と言われる上賀茂神社で
2頭ずつの馬が走り互いの速さを競い合う神事です。
『徒然草』にも書かれているんですよ
※詳しくは賀茂競馬 2011(上賀茂神社)の記事をご覧下さい。
■5月12日-御阿礼神事(みあれしんじ)
上賀茂神社で行われる最も古い神事と言われ
完全非公開で深夜に行われる神迎えの神事です。
場所-上賀茂神社 時間-
■5月12日-御陰祭(みかげまつり)
比叡山のふもとに位置する
『御生山(みあれやま・御蔭山とも言う)』に建つ
御蔭神社(みかげじんじゃ)まで
祭神である玉依姫命(たまよりひめのみこと)と
その父にあたる賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)の
『荒御霊(あらみたま)』をお迎えに上がり
下鴨神社まで連れて帰る神事です
※詳しくは御蔭祭 2012 前編(下鴨神社・蔭神社)の記事をご覧下さい。
■5月15日-葵祭(あおいまつり)
京都三大祭の1つである『葵祭』は
江戸時代までは『賀茂祭』と呼ばれていました。
総勢500名以上もの雅で優雅な一大歴史絵巻と言っても
過言ではないんですよ
※詳しくは葵祭 2012(上賀茂神社・下鴨神社)の記事をご覧下さい。
という事で今回は
葵祭に関連するイベントをご紹介させていただきましたっ!