こんにちは京子です。
今回ご紹介するのは
小倉神社(おぐらじんじゃ)で2月11日に行われた・・・
鬼除け弓神事(おによけゆみしんじ)です
小倉神社は大山崎(おおやまざき)と呼ばれる
京都市の南西にある地名で、大阪府との境目にある神社です。
小倉神社では皇室の安泰を願い、北東に向けて社殿が建てられています。
※北東の方角に御所があります。
創建は奈良時代と言われ
平安時代には都の裏鬼門を守る鎮守社だったんですよ
1582年、かつてこの辺りで争われた『山崎の戦い』において
豊臣秀吉が家臣を遣わし
小倉神社で戦勝を祈願したと言われています。
※山崎の戦いとは秀吉と明智光秀による戦です。結果的に光秀は百姓により小栗栖(おぐるす・現在の伏見区)で竹槍により刺し殺されました。
皇室の安泰を願い、矢を射る事によって
厄払いをします
※江戸時代には既に行われていたそうですよ。
それでは早速レポートしていきましょう。
14時過ぎ、境内に到着すると
本殿にて神事が行われていました。
その後、割拝殿に移動すると
神職と宮座(みやざ・氏子)の方々が
御所の方角へ向けて矢を放ちます
割拝殿の御所側には
半径30センチ程の的が設置され
反対側の10メートル弱、離れた所から
竹の矢を使って的を射るんですよ~
5分程で合計4人の射手により何度か矢が放たれ
見事、的に命中していましたよ。
こうして30分程で神事は終了しました。
矢が射られる所は動画でご覧ください。
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