こんにちは京子です。
今回ご紹介するのは
12月1日に本満寺(ほんまんじ)で行われた・・・
![お火焚き祭](2012/12/01/01/2012-12-01-6.jpg)
お火焚き祭です
※毎年12月1日に行われます。
願い事が書かれた護摩木を焚き上げて
祈願成就をする法要です。
![本満寺](2012/12/01/01/2012-12-01-2.jpg)
まず最初に本満寺に関してご紹介しますと
京都御苑の北側に位置する日蓮宗のお寺です。
徳川8代将軍・吉宗の病気平癒を祈り効果があった事から
それ以後、将軍家の祈願所にもなりました
では、早速
お火焚き祭をレポートしたいと思います
13時より本満寺境内にある
![妙見宮](2012/12/01/01/2012-12-01-4.jpg)
妙見宮(みょうけんぐう)にて法要が始まります。
※この妙見宮には北斗七星を神格化した『妙見大菩薩(みょうけんだいぼさつ)』が祀られています。
法要が始まる頃には
妙見宮の堂内に約20人程が集まり
お坊さんが入って来られると
直ぐに読経が始まりましたよ
途中、火打石や木剣(ぼっけん)を使って
護摩木をお祓いをしたり
参拝者に対して、お加持も行っていました。
※お加持とは触れる・受けるといった意味です。
この後、参拝者は堂内で
『団扇太鼓(うちわだいこ・団扇の形をした太鼓)』を鳴らし
南無妙法連華経をお坊さんと一緒に何度も唱えます
約40分ほど、こうした法要が続いた後
本堂・向かって左手に設置された火床に、全員で移動します。
![火床](2012/12/01/01/2012-12-01-5.jpg)
火床には使い終わった
卒塔婆(そとば・墓の脇に立てる塔の形をした木片)が積まれています。
まず最初にこれを燃やすんですね
![団扇太鼓](2012/12/01/01/2012-12-01-7.jpg)
ここでも同様に、お坊さんや参拝者は団扇太鼓を鳴らしながら
南無妙法連華経を唱え
住職の方が火打石と木剣、塩を使い火床を清めます
そして堂内から持って来た火を使い
点火されます。
あいにくの雨でしたけれど
火はすぐに勢いよく燃え始めました
卒塔婆を焼いた後は
護摩木を火床に投げ入れ焚き上げます。
こうして30分かけて燃やし終えると
最後に
![門前舞台](2012/12/01/01/2012-12-01-3.jpg)
本満寺の門前に用意された舞台で
住職の方による説法(法華経の教え)が行われましたよ。
「先祖を大事にしなさい」という事も
強くおっしゃっていましたね~
※ちなみにこの後は毎年『餅まき』が行われていますけれど、今年は残念ながら中止となりました。福引は通常通り行われましたよ。
![福袋の中には福引券が入っていました](2012/12/01/01/2012-12-01-10.jpg)
餅は袋に入れられて頂き、祝儀袋の中には福引券が入っていました。
こうして約2時間におよぶ
本満寺のお火焚き祭は終了しました。
そんなお火焚き祭が行われた本満寺の場所はコチラ↓
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