こんにちは京子です
今回ご紹介するのは
11月16日に岡崎神社で行われた・・・
火焚祭(ひたきさい)です。
秋の収穫後に行う、五穀豊穣の感謝を示す神事で
参拝者や氏子町の方から寄せられた
願い事の書かれた護摩木を焚き上げます
岡崎神社についても簡単にご説明しますと
桓武天皇(かんむてんのう)が都を災いから守る為に
建てられた社の1つで
京都の東に建てられた事から
かつては『東天王(ひがしてんのう)』と呼ばれていたそうです
ちなみに、岡崎神社の神使が兎である事から
境内には狛犬ならぬ狛兎や、この他にも兎に関するもので
溢れている神社なんですよ
※詳しくは岡崎神社 その1、岡崎神社 その2の記事をご覧ください。
では早速
岡崎神社で行われた火焚祭をレポートしたいと思います。
14時から神事が始まり
まず最初に
祭壇や積み上げられた護摩木、護摩壇をお祓いします。
続いて『切麻(きりぬさ・紙と麻を細かく切り刻んだもの)』を
護摩木や護摩壇に振り撒きます。
これもお祓いの道具の1つなんですよ。
祭壇の隣に積み上げられた護摩木です。
この後、祝詞の奏上が行われ
神事は粛々と進行していきます。
続いて
刀を使ったお祓いを行います!
これは、他の神事でもなかなか見れない
レアな作法ですね。
「えい」「やぁ」「とぉ」と
左、右、上の順で刀を3回振り下ろします
ゆっくりとした刀さばきで、お祓いを終了すると
続いて玉串を奉納します。
この後、護摩壇に火が点けられますっ。
宮司さんが、木の箱に入った『ご神火』を手に
護摩壇の前に移動し火を点けます。
少し火が大きくなると
まず最初に、宮司が護摩木を護摩壇の中に放り投げます
続いて、燃え盛る護摩壇の前で
大祓詞(おおはらえのことば)を読み上げます
参列者にも大祓詞が書かれたプリントが渡されており
全員で一斉に唱えるみたいですね。
※大祓詞は奈良時代から続く祝詞(のりと)の1つで、別名『中臣の祓(なかとみのはらえ)』と言います。
この後は、参列者の方も
積み上げられた護摩木を次々と護摩壇に投げ入れ
炊き上げをする事が出来ますよ
という事で、そんな火焚祭が行われた
岡崎神社の場所はコチラ↓