こんにちは京子です。
今回ご紹介するのは11月10日に
安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)で行われた・・・
秋季火焚祭(しゅうきひたきさい)です。
安井金比羅宮はお茶屋さん等で有名な祇園と呼ばれるエリアにあり
悪縁を断ち切るという珍しいご利益のある神社なんですよ
※詳しくは安井金比羅宮 その1、安井金比羅宮 その2の記事をご覧ください。
そんな安井金比羅宮で行われる秋季火焚祭は
願い事が叶うようにと
護摩木(長さ20cm程の細長い木の板)を焚き上げて祈る祭です。
では早速、安井金比羅宮の『秋季火焚祭』をレポートしたいと思います
11時頃に境内に着くと
本殿前には護摩木が積み上げられた
高さ50cm程の火床が3つ用意されていましたよ
宮司さんにより挨拶が行われますと
神事が始まり、まずはお祓いや祝詞奏上などが行われます。
その後、本殿内に用意されていたローソクから
ご神火を頂き、いよいよ火床に点火します。
3つの火床に全て火が点けられると
宮司さんから
「皆さんもよろしければ、大祓詞(おおはらえことば)を唱えてください。」
とアナウンスがありました
※大祓詞は神事が始まる前に参列者に配られていました。
ちなみに、お火焚は
火の力によって罪、穢れを祓え清めるという意味があります。
※起源など詳しくは『お火焚祭 2012(道風神社)』の記事をご覧下さい。
お火焚の様子は動画でご覧ください。
5分程、大祓詞が奏上された後
参列者は本殿に向かって左側に用意された
護摩木を神職の方から受け取り
順番に投げ入れる事が出来ました
参列者が護摩木を投げ終えると
まだ火が燃え上がる中
玉串の奉納が行われ
30分程で本日の火焚祭は終了しました
参列者は帰る際に
お饅頭と、おこし(平安時代より伝わる、米で作られたお菓子。)を頂く事が出来ましたよ。
お饅頭は火を意味し、おこしは穀物を意味しているんですよ。
そんな秋季火焚祭が行われた安井金比羅宮の場所はコチラ↓
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