こんにちは京子です!

今回ご紹介するのは10月26日に

三嶋神社の祈願所

瀧尾神社の境内にある

三嶋神社の祈願所にて行われた・・・

鰻放生大祭

鰻放生大祭(うなぎほうじょうたいさい)です

全国のうなぎに携わる業者(うなぎ屋や養殖業の方など)が参加し

行われる神事で

神池

殺生をつつしみ、うなぎの霊を弔う為に

境内の神池に3匹のうなぎを放ちます

これと同時に、うなぎに感謝し

うなぎ業者の商売繁盛が祈願されます


三嶋神社の起源に関して、簡単にご説明しますと

平安時代末期、後白河天皇の皇后である

平滋子(たいらのしげこ・清盛の妻、時子の妹。)は

子供が出来なかった為

摂津国(現・大阪高槻市)の三島鴨神社(みしまかもじんじゃ)に

祈願しました

すると数日後、彼女は夢の中で

「男児を授けよう。その代わり、京の巽(南東)の方角に三嶋大明神を祀りなさい。」との

お告げを受けたんですね。


こうして無事に高倉天皇を出産し、喜んだ後白河天皇は

平重盛に命じ

1160年、京に三嶋大明神を勧請し

三嶋神社の社殿を造営しました


三嶋神社の提灯

この事から、子授けや安産のご利益があります。


三嶋神社の祈願所

瀧尾神社は、かつて三嶋神社の近くにあった事などから、境内に祈願所が設けられているんですね。


鰻放生大祭

では、鰻放生大祭についてレポートしたいと思います!

14時から神事が行われ

お祓いの後、お供え物が献上されます。


うなぎ

その後、うなぎが神前に一度、献上されます。

水槽には3匹のうなぎが入っています。


これは三嶋神社の絵馬に

3匹のうなぎが描かれているからです。

この絵馬は家内安全を祈願する為の絵馬で

3匹のうなぎは、家族を表現しているそうですよ


祝詞の奏上

続いて、祝詞が奏上された後

祠の反対側にある神池にて

うなぎが放生されます


神池のお祓い

最初に池のお祓いが行われ

その後、神前より持ってきた3匹のうなぎを池に放ちます。



三嶋神社の絵馬

3種類ある絵馬のうち、こちらの1つは毎年絵柄が変わるそうです。


護摩焚き

うなぎの放生が終わると

ご神火を使って護摩焚きが行われます



皆さん、玉串を奉納された後

護摩木を燃やし、うなぎの供養を行い

神事は無事に終了しました


そんな鰻放生大祭の行われた三嶋神社祈願所の場所はコチラ↓


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