こんにちは京子です。
今回ご紹介するのは10月16日に
岡崎神社で行われた・・・
氏子大祭(うじこさいたい)です
岡崎神社は794年、桓武天皇が
京の町を災いや戦から守る為に
都の東西南北の方向に建てた社の1つです。
※京の東側に建てられた社である事から「東天王(ひがしてんのう)」と呼ばれました。
神使は兎であり
多産だという理由から
安産、子授けのご利益のある神社なんですね
式包丁の奉納や
巫女による神楽、湯立神事が境内で行われる中
6基の子供神輿が氏子町を回ります。
では早速レポートしたいと思います~
11時から、まずは境内にある
『岡崎神社御旅所』にて神事が始まります。
ここには、かつては担がれていた
神輿が安置されています。
※現在、こちらの神輿は巡行していないそうです
この神輿の前で
お祓いや祝詞奏上など約30分行われます。
次に12時から『式包丁(しきぼうちょう)』が奉納されます。
まな板に乗った魚に手を触れず
綺麗にさばいて盛り付ける儀式で
奈良時代に、宮中の祝いの席で披露されたのが
始まりと言われています
今回の式包丁では、6つの演目が
庖勝一條流(ほうしょういちじょうりゅう)の方によって
奉納されました
『五稲の鯉』
『紋章の蛸』
『肩身造里の鯉(かたみつくりのこい)』
『大鯰(おおなまず)』
『豆腐 長寿切り』
『波越の鯛』
これまで何度か包丁式を見た事はありますけど
蛸や鯰、豆腐などを使った包丁式は初めて見ました
その中で
『豆腐 長寿切り』は唯一、生き物を使っていない演目で
殺生を禁じられているお寺などで
奉納されていたそうですよ
では、その中から『紋章の蛸』『豆腐 長寿切り』『波越の鯛』をご覧下さい。
こうして綺麗に盛り付けられられ
神前に奉納されます。
およそ1時間半の演目が終わると
次に神楽の奉納があります。
鈴や扇を使った舞と、剣の舞の2つが奉納されました。
続いて湯立神事が行われます。
岡崎神社の湯立は釜が3つあり
順番に1つずつ笹を使って
沸いたお湯を境内に振り撒きます。
※このお湯を浴びれば無病息災で過ごせると言われているんですよ。
そして、子供神輿の方は
岡崎神社から西に約500メートル程の場所にある
『綿林小学校(きんりんしょうがっこう)』から14時15分に出発します。
氏子町を少し回ってから
6基の子供神輿や可愛い稚児達が
15時頃に、岡崎神社へ到着します
先ほどまで静かだった境内も
子供の元気な声が響いていましたよ~
こうして無事に
氏子大祭は終了しました
そんな岡崎神社や綿林小学校の場所はコチラ↓
より大きな地図で 氏子大祭 を表示