こんにちは京子です。
今回ご紹介するのは10月8日に
今宮神社で行われた
例大祭・前夕(ぜんゆう)神事です
例大祭・本祭の前日である10月8日は
前夜祭にあたり、この日に人長舞(にんちょうまい)が奉納されるんですよ
人長舞とは人長(神楽人のリーダー)が
榊の枝に木製の輪を付けた物を
持ち舞います
※三種の神器の1つである『八咫鏡(やたのかがみ)』に見立てているそうです。
そんな例大祭・前夕神事が行われる今宮神社は
京都市の北に位置し
近くには織田信長にゆかりのある
大徳寺(だいとくじ)や建勲神社(たけいさおじんじゃ)があります
今宮神社は
京都3奇祭の1つである
『やすらい祭』が行われます。
やすらい祭が晴れなら、その年の京都の祭は全部晴れると言われているんですよ
※やすらい祭について詳しくは、やすらい祭 2011(今宮神社)、やすらい祭 2012(今宮神社)の記事をご覧ください。
では早速レポートしていきましょう。
19時頃
今宮神社に着くと
ちょうど神事が始まる所でした
境内の明かりを全て消し
撮影もフラッシュは禁止というアナウンスが流れた後
神事が始まりました
本殿で榊の枝を人長が受けとると
本殿前にある庭燎(にわび・かがり火)に火が付けられます。
その後、人長が場を取り仕切り
雅楽を演奏する人が庭燎前に1人ずつ呼ばれ
音色を披露します
ちなみに雅楽に使われる楽器は
『龍笛(りゅうてき)』
『篳篥(ひちりき)』
『笏拍子(しゃくびょうし)』
『楽箏(がくそう・琴)』
などです。
担当する楽器それぞれの人が演奏を全て終えると
今度は全員で20分程、演奏を行います。
8時半頃に、いよいよ人長舞が披露されます
暗闇の中披露される人長の舞は
動画でご覧ください
神事後の本殿前をパシャリ
暗闇の中、ゆっくりとしたペースで披露される舞は
とても素敵でしたよ
そんな人長舞が奉納された今宮神社の場所はコチラ↓
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